中小企業診断士 合格体験記

ここでは、中小企業診断士試験2次筆記試験合格者からのメッセージを紹介しています。

 

2次試験を合格して実務補習等を終了し登録申請すると『中小企業診断士登録証』が届きます。

 

平成22年度2次試験合格者の合格体験記・メッセージです

 

阿部 祐人 さん (2次マスターコース(土日通学))

【中小企業診断士を受験した動機】
私は現在メーカーに勤めています。メーカーは技術を有している人の意見が通りやすく、また権限を多く付与されます。 私は文系の学卒で技術を有しておらず、何か自分自身にも技術を身につけたいと考えました。 また経営状況を分析するという内容の社内研修にも参加し、コンサルタントという仕事にあこがれるようになりました。 そして受験機関のパンフレットで中小企業診断士というものを見つけ、試験科目に財務があることが自分自身にとって他の受験生よりも優位になると考え、受験することを決意いたしました。(学生時代に日商簿記1級を取得していました)

【私の受験期間】
私は中小企業診断士に合格するまでに2年間かかりました。
2年間とも受験機関に通っています。
1年目は大手某受験機関、2年目がMMCです。

【1年目に合格できなかった理由】
1年目は1次に合格し、2次で敗退しました。
2次で敗退した理由は下記の通りと考えています。
@1次試験の学習に時間をとりすぎた
1次試験が終わるまではまったく2次試験の学習をしていませんでした。
1次試験では7教科で約530点を超えていました。
A2次試験での解答の書き方が分からなかった
2次試験では1次試験と違い、自分自身で解答を作成します。
どのように記述すれば相手に伝わるか?、どこの事例文を活用すれば良いのか?、この設問で要求していることは何か?など、 分からないことばかりでした。

【MMCを選んだ理由】
私がMMCを選んだ理由は下記のとおりです。
@添削を即日にしてもらえる
A先生方が皆MMC出身で解答や教え方が統一されている
B2次という取り組みにくい試験の中で合格するためのノウハウを明確にもっている
C口コミで良い情報が多かった
D受験相談に行った時、親切に対応してくれ、添削までしていただけた
他にも理由はありますが、MMCで1年間がんばってみようと決意しました。

【2次試験の学習方法】
2次試験は1年に1度しかありません。モチベーションを維持するのが困難です。
そのため私はまず、長期的な目標と短期・中期的な目標を下記のように定めました。
長期的な目標:2010年に中小企業診断士に合格する
短期・中期的な目標:MMCの公開模試で1位をとる。
(1回目の公開模試で1位をとったため、それからは歴代受験者の中で1位の最高回数を残すに変えました)
結果として、MMCの公開模試で1回目、3回目、4回目で1位をとり一年を通じてモチベーションを維持出来ました。

具体的な学習方法は下記のように行いました。
朝(2時間):事例1〜3のどれかの問題を行う
昼休み(45分):朝に勉強した問題の残りを行う
夜(2時間〜3時間):朝昼に勉強した問題の残りを行う、事例4の問題を半分行う
なお、事例問題を解答するにあたり、80分を意識したことは一度もありません。80分の感覚はMMCの授業で十分に養えます。
平日の勉強では早く解答することよりも丁寧な字で充実した解答を書くことを意識していました。

事例は、1つの科目を、13年度から21年度まで通して行いました。
平成13年度から平成21年度の問題がすべて終わるまで他の事例に手をつけませんでした。
これは事例ごとに問題の癖があり、他の事例を行うことにより、その癖を忘れるのを防ぐためです。
癖はMMCの授業で教えてもらえます。

【1次2次を平行して受ける方へ】
1次試験は近年難易度が上がり合格するのが難しくなっています。
私の年は情報、2010年度は経済が難しかったと聞きました。
私がまた1次、2次を受けるとしたら、2次は週3くらいにし、その他は1次の学習にあてます。
(もしくは朝2次、昼夜一次にします)
1次を突破しないと2次を受験できないからです。
1次に対し油断せず望んでください。

【最後に】
2次試験合格発表の掲示板に自分の番号があったときの喜びは言い表せないほどのものです。
1年間精一杯努力し、来年はこの喜びを感じてください。
この資格は自分自身の可能性を広げることができると考えています。
目標・目的を最後まで忘れずがんばってください。

 

●安田 さん (2次マスターコース(土日通学))

【中小企業診断士を受験した動機】

 私が中小企業診断士の資格取得を目指したのは2009年初の事でした。当時はリーマンショックによる勤務先の業績悪化に伴い、定時退社励行や一時帰休実施などで急激に自由時間が増えてしまいました。この空いた時間の過ごし方で今後の人生に差が付くと考え何か自己啓発でもしなくてはと考えていた矢先、久しぶりに再会した学生時代の友人K氏が差し出した名刺には“中小企業診断士”の肩書きが・・・。今までも様々な研修等を受け、それなりのスキルを身につけてきたと思いますが、いずれも単発的な研修であり具体的な結果としては残せていません。しかし、中小企業診断の学習で合格すれば、先ず”資格”と言う結果が残せます。先のK氏に触発されたのもありますが、診断士の受験学習をする事は、今後の仕事において活かせるスキルを身につけられ、更に資格を得て診断士としての活動もできれば、人生の可能性を大きく広げてくれると考え受験を決意しました。

【受験生活初年度】

 診断士受験を決意したのが1月下旬ごろでしたが、中小企業診断士試験のシステムすら良くわかっていない状態でした。Webでいろいろと調べると、その年の受験を目指す人はもう既に前年より準備を始めていることを知り、「もう遅いかぁ」と焦りましたが、とにかく「思い立ったが吉日」とばかりに某受験校の学習資料を取り寄せて独学で受験勉強を始めました。そんな状況でしたから、一年目はとても2次試験まで考える余裕はなく、先ずは1次に合格する事を目標に専念しました。結果、自由時間にも助けられて1次試験はなんとか初回突破する事ができました。しかし、1次試験後からでは2次試験対策の時間は当然足りず、また独学の私には2次試験の学習方法も良くわからないので、一応付け焼刃的な試験対策を行い駄目もとで2次試験に臨みました。その時は「あわよくば合格していないかなぁ」と、今思えばなんとも浅はかな考えを内心持っていましたが、当然の事ながらその様な甘い話はありませんでした。

【MMCとの出会い】

 一年目の2次試験不合格後、2次試験の具体的な学習方法はどうするべきか悩んでいました。1次試験は独習でもなんとかなりましたが、2次試験はどうも独学での突破は難しそうです。通学するにしても様々な受験校があります。そんな時、前述のK氏がMMCで学び合格した事を知りました。正直その時まではMMCという存在を知らなかったのですが、早速Webで検索し説明会に出かけて行きました。説明会ではMMCサークルなど2次学習のメソッドなど一通りの説明を受けたと記憶していますが(その当時はMMCサークルの内容にもピンと来ていなかった様ですね‥)、最後に阿部先生と面談した時に「2次試験の合格基準がいまひとつ良くわかりません」と言ったのですが、阿部先生はニッコリと「MMCできちっと勉強すれば大丈夫」と言う風にうなずいておられたのが印象的でした。それでもまだ半信半疑だったのですが「あれこれ考えても仕方ない。少人数の方がいろいろと相談もしやすいだろうし、K氏にあやかり私もMMCでやってみよう」と、結構あっさりと決めてしまいました。でも、今から思うとそれが大正解でした。

【MMCで学んだ事】

 MMCでは土曜日のマスターコースを受講しました。翌年の1月から通学を開始し、それから土曜日はMMCで受講、日曜日は自宅で復習(再答案作成)の日々が始まりました。私なりにMMCから学んだ2次対策のポイントを思いつくままですが列挙します。

 @ 最初は、2次試験で問われている事は必ずMMCサークルのどこかに対応している事を学びました。それまでは暗中模索の状態で、設問を見ても何について答えればよいのかよくわからず解答の組立てに時間を要していたのですが、MMCサークルを意識する事によって、“何について問われているのか?”をすばやく、しかもMMCサークル項目を切り口にして、解答内容を重複をさけながら整理・構成しやすくなりました。

 A 次は解答の書き方です。MMCでは、文章の金型とキーワードを口すっぱく言われるので、自分なりにキーワードと文章の金型をノートに整理・書き出して練習しました。大変そうに思いましたがキーワードや金型の数はそんなには多くはないですね。「本当にこんなんで大丈夫なの?」と思いますが、この限られた数のキーワードや金型に慣れておくことで、わかりやすい答案を短時間で作成することができる様になったと思います。また、このノートは、模擬試験や本番試験の前に見る事で、解答イメージつくりにも活用できました。さらにMMCでは、因果因果とよく言われます。解答の作成に当たっても、結論“果”の理由“因”は必ず事例文中にあるので、事例文中の“因”を引用しつつ「□□なので、○○である」と言うように記述、解答の説得力を高める様に心がけました。

 B 一通りテクニック的なコツがつかめたら、最後は非常に大切な事があります。それは「問われた事に則した解答になっているか」と言う事です。ひとつに見える設問文も、よく読むと複数の項目について求められていたりします。何を問われているのかを的確に把握し、過不足なく解答する事が合格のためには非常に大切だと学びました。私は最初、設問文をおろそかにして解答要素が不足したり、余計な事を解答してしまう失敗をしていました。そこで、設問の要求事項を鉛筆で囲み、解答に盛り込むべき項目が複数の場合はその部分に丸数字を書き込むなど、解答への過不足をなくすよう意識しました。事例文を注意して読むのは当たり前だと思いますが、それ以上に設問文の正確な把握が大切だと痛感しました。これ以外にも事例特有の言い回しなど、事例ごとに注意すべき項目がありますが、基本的には、上で述べた事は各事例共通に当てはまると思います。

 C 財務の計算問題はいくらやってもやり過ぎる事はないと思います。中居先生が「どんなに疲れて帰ってきても、たとえ泥酔していようとも、夜に毎日1問は財務問題を解くように」と言われていました。私は普通に帰宅した日は、必ず複数の財務問題に取り組みました(飲んで帰った日のことはあまりよく覚えていませんが‥)。計算問題は間が空くと勘がにぶるので、少しずつでも毎日継続して取り組む事が大切です。ただ財務は計算だけできてもだめで文章題での説得力も非常に大切です。まさに経営分析の問題などは解答の“金型“や“因果”を十分押えておくことをお勧めします。私は財務が比較的好きで得意科目だったのですが、それでも本番で焦ってしまいポカミスを連発、合格発表まで眠れない夜を過ごしました。でもなんとかセーフだったのは財務対策の充実に努め合格の安全余裕率を高められたからだと思います。

   

 MMCで学んだ10ヵ月の間にこなした答練は、模試や再答案を含め100回以上になります。我ながら良くやったと感心しますが、これらにより最初は良くわからなかった2次試験の合格基準が、最後の方はなんとなくイメージできるようになりました。また最初の頃は、制限時間内に答案を埋めきれるか不安で不安で仕方なかったのですが、途中からはそういう心配も薄まり、最後のスパーリングでは少し時間に余裕ができるまでになりました。それでも本番試験では、意表を突く様な問題も出題されMMCで学んだ事がすんなりとは適用できず不安になってしまうのですが、MMCで10ヵ月やってきた事を信じ「いつも通り」を心がけた結果、合格できたと思います。まさに「信じる者は救われる」ですね。

【2010年12月10日のこと】

 その日は良く晴れて都内からも富士山が見えました。実は、前夜からいても立っても居られず、朝から銀座まで結果を見に行きました。診断士協会に近づくにつれ期待と不安が交錯し心臓の鼓動がどんどん高まるのが良くわかりました。そして合格発表掲示(これがまたこじんまりなのですが・・)に自分の番号を見つけた時は安堵して体の力が抜けていくのを感じました。不安になって何度も何度も番号を確認しました。やはり間違いないと確信したのちMMCに電話で報告し、徳川先生が出られたのですが一緒になって喜んでいただけました。「あぁよかったぁ。苦労が報われたぁ」喜びと同時に、いままで休日がつぶれるのを黙って我慢してくれた家族や、親身に指導してくださったMMCの先生方、そしてMMCを紹介してくれたK氏に感謝の気持ちで一杯になりました。

【最後に】

 MMCに出会っていなければ今回の結果はなかったかもしれません。お世話にになった先生方、本当にありがとうございました。とはいえ、2次試験合格は真の診断士としての修行ができるパスポートを得たに過ぎません。本当の勉強はこれからです。せっかく与えていただいたチャンスなのでこれを活かし、今後の人生を豊かにして行きたいと思います。最後ですが、これから合格を目指す方へMMCと共に喜びの日を必ず迎えられます事を祈念いたします。

     

小山 逸朗 さん (2次マスターコース(土日通学))

【中小企業診断士を受験した動機】
私は小規模のソフトウェア企業でSEをしています。 30歳を超えた頃から、日々下請け的業務をこなす中、キャリアパスに不安を感じておりました。 また断片的な知識にとどまっていた会計・経営やマネージメントなどの知識不足を感じておりました。中小企業診断士の資格を知り、「ビジネスマンの必須知識を体系的に学ぶ」、「キャリアパスの再構築をする」ために受験することにしました。

【受験経験】
2009年 1次試験・合格 2次試験・不合格(BCBA=B)
大手某資格予備校 1次・2次ストレートコースに通学
(MMCのGW財務・直前期2次短期講座や模試を利用)
2010年 1次試験・受験せず 2次試験・合格
MMC2次マスターコースに通学

【MMCを選んだ理由】

@1年目不合格の原因分析
私の通っていた大手資格予備校の1次・2次ストレートコースは、1次試験後に2次対策がスタートします。GWにMMCの財務講座受講などで2次試験対策を行ったものの、本格的に2次対策を始めたのは8月中旬以降でした。同時期に受けたMMC模試では、下から2番目という成績でした。2次本試験まで日にちが少なくあせってしまい、また合格するために何をするのかイメージができませんでした。結局切り口・キーワードの暗記、用語集の作成、本文を設問ごとにマーカーで色分けするなどのテクニックに走り、完全な力不足で不合格となりました。 12月に不合格判明後、自分が2次試験合格するために最も不足する能力は「書く」能力だと分析しました。解答を書くときに、主語・述語・内容の構成を考えることに時間を浪費し、考えがまとまらないまま、ます目を埋めていたからです。

A2年目の課題
@から診断士合格のための「書き方」を習得することが課題となりました。また2010年夏以降、仕事の都合で勉強時間がほとんど取れないことが分かっていました。そのため習得できるか分からないテクニック重視の学習でなく、できるだけ習得しやすいシンプルな学習をする必要がありました。

BMMCを選択した理由
・MMCは原則採点者が講師であり、毎回答練の後分かりやすくアドバイスしてくれること
・MMCの講座内容に「書き方講座」があり、「書き方」習得ができそうであること
・複数の資格予備校の過去問解答解説を比較しMMCの解説が分かりやすく解答へのプロセスもシンプルだったこと

 などからMMCを受講することにしました。

【2次の学習方法】
@学習する上での目標

「80分間」で「自分」が合格レベルの解答できるようになることを目標としました。先生方から「難しく考えすぎ」、時には「何を言いたいか分からない」などのアドバイスを頂きました。そのためMMCの解答例などを参考に、設問に対する解答の構成パターンを標準化(MMCでは「金型」と呼びますが)し、常に同じような「書き方」で解答するようにしました。MMCの解答例の文章構成であれば、分かりにくいことはないはずだからです。また設問要求が明確でない問題では、満点をめざすのでなく「80分間ではこの程度までしか考えない」と割り切るようにしました。 その結果、難しい問題はあまり時間をかけずに解き、その代わりよく出る問題(環境分析など)で確実に点をとれるようになり、点数が安定化してきました。

A事例演習後の解説時
MMCでは事例問題を作成した先生が解説を行うことが多かったです。 そのため解説の時間は、自分の解答内容の振り返りよりも「出題者の視点」で事例文や設問を考える場としました。そのことで出題者が事例文中に埋め込んだ解答の糸口・ヒントを見つけやすくなりました。

B復習
全事例について自分の解答分析・再答案作成を行い、合格レベルの「書き方」を追究しました。
・自分の解答について、A4ノートを使用し徹底的に分析するようにしていました。
「なぜ」自分はこのような解答にしたのか、どこで間違えたのか
「どうしたら」よりよい解答が書けたのか、今後何をすれば書けるようになるのか
これは事例演習時の考え方や状況が記憶にある期間に行う必要があるため、できる限り当日に行っていました。
一方で、事例文や設問文の詳細な分析はあまりやりませんでした。 詳細な分析をしてたどり着いた答えは、80分 間でできるようにするのは困難だと考えたからです。
・再答案の作成
「80分間で作成できる自分のBEST解答」を作ることを目標に作成していました。再答案作成時には時間無制限で行っていたので、1〜4月頃は1事例に3日以上考えたこともありました。

Cその他の学習
時間的な余裕もなく、財務計算問題の解き直しをする程度でした。切り口やキーワード集などは作りかけましたが、時間的な余裕がなく完成しませんでした。

【合格して】
本試験では1事例終了ごとに毎回トイレに行くなどとても緊張しておりました。
そのような状況下で、事例4では大きな考え違いをしてしまい、計算問題はすべて間違っていました。
それでも合格できたということは、事例1〜3と事例4の記述問題で合格点を得られたということになります。
つまり「書き方」を高めたことが合格につながったと考えております。 最後になりましたが、模試で最下位レベルの私を合格まで引き上げて頂き、MMCの先生方にほんとうに感謝致します。

  

大塚 猛 さん (2次マスターコース(土日通学))

  

受験年度】

20091次試験受験 合格(翌年免除)

20092次筆記試験 不合格

20102次筆記・口述試験 合格

【志望動機】

仕事でマネジメントする範囲が30人程度から1名に減った時期があり、かなり業務に余裕が出て、また心情的には挫折を味わった時期でもあったので、逆に体系的にきちんと勉強してスキルを身につけるには非常に良い機会と捉えました。そんな時期に社外のコンサルタントのセミナーを受ける機会があり今後のキャリアプランを相談したところ、中小企業診断士を薦められたことがきっかけです。

【勉強時間】

20086月〜201012月まで、約2年半の勉強期間で1次試験に900時間、2次試験に700時間、

合計で約1600時間程度を学習に使用しました。 日別で学習時間を記録しており、月間の目標時間に対する学習時間確保割合や、前年同月と比較してどの程度学習時間が確保できているか確認しながら進めていました。客観的にどの程度時間確保できているかわかるので、非常に効果はあったと思います。

学習方法】

1次試験》

とにかく隙間時間を見つけては問題集と過去問を反復して実施しました。学校は他校に通っていたのですが、問題集2種類と過去問題集5年分を使いました。電車や仕事の隙間時間などを活用し、11答方式で問題を解いていました。まとめノートなども一応は作っていたのですが、あまり時間が取れなかったこともあり、結果的に設問中心の勉強方法にならざるを得ない状況でした。

 

2次試験》

最初の年度は、それまでにも基礎コースのようなものは受けていたのですが、本格的な2次試験の勉強は1次合格後から開始したので、学校テキストと過去問・参考書に記載のある合格答案の書き方などを中心として学習しました。 参考書:「2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」「ふぞろいな合格答案1、2」(共に同友館より刊行)

 

2年目のチャレンジの際には、MMCのテキストと過去問を中心として学習しました。各教科毎に

過去問の出題傾向で複数回出ているものについてはノートにMMCの模範解答を書き写し、繰り返し読んでいました。(組織・人事で「モラール低下」について問われた場合の解答はこれ、というようにまとめていました。)解答の「書き方」中心の学習で、この雛形や解答文のリズムがなんとなく染み付いてきたあたりから、模試の点数も上がってきたように思います。 また、財務についてはMMCテキスト・模試・過去問など、できるだけ数多く設問を解き反復しました。経営指標については各指標の解答文の書き写しによるパターン反復、計算問題は隙間時間で1,2問でも解くようにした結果、テスト前には過去問の計算部分だけなら30分程度で解けるようになりました。

試験に対して】

1次試験ではテスト2ヶ月前の6月に特訓コースを受けたのですが、そのコースの特徴として成績順に席替えを繰り返すというものでした。ここでは常に半分より下の順位しか取れず本当に焦りましたが、何とかなるものでストレート合格することができました。

2次試験でも、何とか上位2割に食い込めるようになったのはテスト1ヶ月前くらいで、それまではクラスの真ん中あたりの順位だったので、諦めずやっていれば何とかなると思います。

 

内田 裕之 さん (2次マスターコース(平日夜間通学))

【はじめに】

前田先生、阿部先生、久保先生、中居先生、徳川先生はじめ、MMCの先生方には本当にお世話になりました。きめ細かいご指導を賜り心から感謝申し上げます。私はストレート合格等の華やかな受験履歴ではなく、どちらかと言えばかなり苦労した部類に所属していると思います。本体験談がこれから合格を目指す皆様に少しでもご参考にして頂ければ幸いです。

【動機】

受験勉強を始めたのは今から10年程の前の平成12年にさかのぼります。当時法人営業部門に所属しており、企業経営に関わる一連の知識を習得しその知識を営業活動に活かそうと思ったのが中小企業診断士を志した理由です。私の受験履歴は以下です。勉強を始めた頃は合格までに10年もかかるとは思いもよりませんでした。

H12年1次不合格

H13年1次合格、2次不合格     

H14年2次 不合格   

H15年1次 不合格

(一次中断)

H20年1次3科目合格

H21年1次合格 、2次不合格     

H22年2次合格

【MMCを選択した理由】

H22年の2次試験で不合格になった場合、1次からの再受験となってしまうので受験校選びは本当に慎重に行いました。受験校の指導内容面、金銭面、家庭面等を総合的に判断し今まで通っていた受験校を変え心機一転MMCの門をたたくことにしました。MMCとの出会いはH21年の第4回2次模試です。答案返却アドバイスで中居先生にお世話になり、他受験校である私にも丁寧にアドバイスをして頂きましたのでとても良い印象でした。その答案返却アドバイスも含めMMCを選択した理由としては以下でした。

 ・答練、模擬試験の再答案添削サービスがあること

 ・答錬、模擬試験後のアドバイス返却等対応がきめ細かいこと

 ・2次の財務対策が充実していること

 ・平日夜間クラスが設置されていること

 

【2次試験の勉強方法】

2次試験の勉強はMMCのカリキュラムをペースメーカーとし、私は平日夜間クラスに通っていましたので週1回の答練を中心に予習、復習を行っていました。具体的には、@前回実施された答練の再答案の作成、A次回の解答作成に活かせるキーワードの整理、B次回の答練に向けた基本知識の確認、C過去問演習、等です。特に財務は2次試験において一番重要な科目と考えており、得意科目にすることが合格への近道と考えていましたので毎日15分でも良いので継続して問題演習を行いました。利用した教材は、MMCオリジナルの財務応用問題、財務の過去問(H13〜H21)、財務答錬、財務模擬試験の問題等です。これらの教材を繰り返すことで解答プロセスの定着化を図りました。財務以外の組織・人事、マーケティング、生産の各事例においてはMMCで習った4つの鉄則(題意、因果関係、切り口、キーワード)を徹底的に意識した解答づくりを目指しました。解答プロセスの定着、表現力の向上に大変役立ったのが再答案添削サービスです。これは答練後に同じ問題のベスト答案を作成し先生方に添削頂くというものです。再答案を繰り返し作成することで、分かりやすい答案づくりを体得することができました。そして、カリキュラムの「書き方講座」の受講を通じて2次試験に合格する上で一番大切なことは以下だということに気づきました。(このことに気づけたのが勝因だったと思っています)

@出題者(中小企業の社長)の求めていることに対し(題意)

A調査結果である与件文を根拠として(因果関係)

B見やすく、分かりやすく、伝わるように(切り口、キーワード)

C時間内に解答を書く(タイムマネジメント)

以前はこのことに気づかず、求められていることを解答していなかったり、単に与件文の引用に留まったり、今考えると答案の完成度は低いものでした。上記に気づいてからは、答練時には常に上記4つの内容を意識しながら解答を作成するよう心がけました。特に@題意、A因果関係は合格点をとる上での必須事項でしたので、その習得に最も力を入れました。「題意」については「設問の目的」「設問が何と何と何を求めているのか」を常に意識し、「因果関係」については「与件情報+キーワード化」での表現の習得に力を入れました。@題意、A因果関係がある程度習得できたら、ライバルに少しでも差をつけられるようにBキーワード、切り口、を意識して解答に盛り込みました。その際に大変役に立ったのが、MMCの武器としている『MCサークル』と『キーワードマトリックス』です。『MCサークル』は解答の切り口として、『キーワードマトリックス』はその切り口を展開する際の具体的キーワードの整理の表として活用しました。この2つの武器を利用することで、密度の濃い解答を素早く作成することができるようになりました。

以上のような取組を1年間継続的に実施してきたことで、本試験では相当なプレッシャーがありましたが、普段通りの力が発揮できたと思っております。また、試験直前期には中居先生から『しっかりと出題者の話(気持ち)を聞いてあげてください。これまでの一つひとつの努力の積み重ねを、10月24日の答案に静かに置いてきてください』というアドバイスや、試験会場での徳川先生の『とにかく、切り口だけは大きく分かりやすく書いてきてください!』という助言にも大変勇気づけられ、試験を乗り切ることができました。

【最後に】

勉強を開始してから10年、合格を掴むまで本当に長い道のりでした。結果が出なかった時は「自分には才能がないのか」「勉強を続けても一生結果は出ないのではないか」等、本当に悩み勉強を辞めようかと何度も思いました。ただ、「途中で止めたら絶対後悔する!」「立てた目標は絶対やり遂げる!」という思いで一時中断していた受験勉強も再開し、何とか合格を掴みとることができました。「夢はあきらめなければ必ず実現する」という意味を心から実感できました。中小企業診断士の試験は難関でしかも2次試験においては沢山勉強したからといって必ずしも合格できる試験でもないため迷宮に入り込んでしまうことも多いかと思います。ただ、先生方の助言をもとに『正しい勉強方法』を習得し訓練を積めば必ず合格できる試験だと信じています。これから受験される皆様も『正しい学習方法』に基づきあきらめず学習を続けることで合格を掴みとって頂きたいと思います。

最後にMMCの先生方には本当にお世話なりました。MMCでお世話になり1年間で合格できたのも先生方の熱心なご指導のお陰だと大変感謝しております。また、ここまで私が勉強を続けてこられたのは、休日私が不在にしている間も子供達の世話をしてくれた妻や最低限の家族サービスで我慢してくれた子供達、子供達のお世話に協力してくれた両親、仕事のフォローをしてくれた会社の同僚等の協力があってのことだと思っております。

協力してくれた皆様に心から御礼申し上げます。拙い文章ではありましたが、これから合格を目指す皆様のお役に立てれば幸いです。皆様の合格を心より祈念しております。

  

●蓮 奈緒子 さん(2次マスターコースA (通信講座))

【はじめに】

私は通信講座で学習して参りました。

通信であってもMMCの特長である先生方のわかりやすい講義、親身な対応、各受験生に合わせた個別指導等は、不変です。

先日の口述試験対策セミナー終了時には、先生方への感謝の気持ちや次のステップに向かう晴れがましさと共に、MMCを卒業する寂しさが同居する複雑な気持ちでした。

先生方への謝辞に代えて、こちらを記します。

  

【08年・独学】

2次の筆記試験合格まで約3年かかりました。

勉強開始にあたりまずは資料を集め、学習計画を以下のように立てました。

@2次指導方針や先生方の雰囲気が自分に合いそうな予備校で、1次から学ぶこと。

A全く知識が無いので09年の1次通信開講まで独学で進め、同年の1次合格を目指すこと。

B独学は財務から始めること。

C1次合格の翌年は再受験せず2次に集中し、10年の2次合格を目指すこと。

D10年の2次不合格の際には、11年の1次・2次合格を目指すこと。

以上を目標に勉強することにしました。

予備校選びは、MMCともう1校が候補になりましたが、他校は2次特化の予備校であったため、MMCに決めました。 

決めたもののまずは独学でしたので、市販教材等を利用して、財務、企業経営理論、運営管理、経済と進めたところで開講時期となり、通信生になりました。

  

【09年・1次合格】

MMC1次通信生です。

ここから先生方の丁寧な添削や温かなコメントに触れ、良い予備校にお世話になれることを嬉しく感じました。阿部先生、中居先生、徳川先生が添削して下さいましたが、2次の最後までご指導頂いたので、いつも同じ先生に見て頂く安心感がありました。

1次試験は無事合格出来ました。

また2次については、MMC第4回の模試と財務講座の基礎編を行う程度で良くわからないまま本試験を迎え、不合格でした。

 

【10年・2次合格】

2次通信生です。

教材で良く使ったものは、次の3点です。

@学習ガイドブック

AMCサークル

B講評

ゴールデンウィーク頃までは、いつも学習ガイドブックを見ながら勉強していました。

学習の進め方、考え方、書き方等、わからない時には学習ガイドブックを読み直しました。

 

MCサークルは逆に、ゴールデンウィークを過ぎる頃から理解出来るようになりました。

初めは特に事例Vが理解出来ず、徳川先生にまずは特性要因図で理解していくと良いと言う添削を頂き、それから少しずつわかるようになりました。

講評は、授業のようです。講評を読むと先生方の声が聞こえてくるような感じで、各設問での注意点や考え方が良く理解出来ました。

勉強は、学習ガイドブック等にあるように再答案を中心に進めました。

再答案は時間無制限、テキスト等も見ながらで構わないとのことでしたが、

「模範解答の文章の組み立てはどのようになっているのか」、

「このキーワードの意味はなにか」、

「与件のどこが反映されて、この解答になるのか」、

「このようなことを表すキーワードは何か」、

等々考えていると、2時間かかって1行半、ということもありました。

 

勉強中は余裕がありませんでしたが、今振り返ってみると、この再答案を先生方の添削通り、学習ガイドブック通りに進めていたら、あっという間に合格圏内に入り、そのまま合格、といった感じです。

先生方の添削は、目の前で解答プロセスを見ていたのではないかと思うくらい、的確でした。

阿部先生、中居先生、徳川先生のご指導で合格まで導いて頂き、心よりお礼申しあげます。

 

【おわりに】

他の方々と同様、家族に負担をかけながらの勉強でしたので、まずはここまで辿り着き安堵しています。子供たちには寂しい思いをさせてしまいましたが、応援してくれました。また今後、資格をどう活かせるのか、という課題がありますが、努力を忘れず取り組んで参ります。

とても充実した日々をありがとうございました。


西川 忠信さん

 〜師と友〜

【親友への手紙】

小学校卒業と同時に単身でブラジルに渡り8年間のサッカー留学を経て、ポルトガルでプロサッカー選手として2年間を過ごすという、少し人と違った経歴を持つ私が中小企業診断士の勉強を始めたのは日本で働くようになった28歳の時だった。小学校までの学校教育しか受けていなかったため定時制高校に通いながら、朝6時15分に出社し就業までの時間と週末に診断士の勉強をするという生活を始めた。分数の足し算が解らないところからのスタートだったため、資格取得が目的というより、ビジネスマンとしての一般常識を身に付けることが目的だった。最初に受けた一次試験では確率的に25点は採れるはずが、大半の科目で20点を割るという散々な結果だった。悲観的になるのではなく、それまで勉強をしたことがなかったため「勉強の仕方が間違っているのではないか?」と思い、勉強ではなく、勉強の仕方を学ぼうと受講生同士で行っていた勉強会に参加した。勉強会にはいろんな方々が参加していた。当然、試験のある一年毎にメンバーの入れ替えがあり、合格組と残留組、それにこの試験を諦める挫折組も沢山いた。合格した昨年度は、5年来の付き合いになった3名が残り、私を含めた2名は合格することができたが、もう一人は残念な結果に終わった。彼は、とても家族思いで責任感が強く、優しいので職場では頼られ、面倒なことも断らずに勉強時間を潰していたのだと思う。十分に勉強時間が取れないなか、自分は落ちたにも関わらず、合格発表の直後に電話を遣し「おめでとう」と言ってくれた。言い訳をすることなく、合格した私に気を使いながら、恥ずかしそうに話す彼の潔さに、返す言葉が見つからないまま、ただただ涙がこぼれた。長い間、同じ目標に向かって努力し、私を親友と呼んでくれた友へ、感謝の意を込めると共に、この試験に対する私の考え方を伝え、それを応援の言葉と解釈してくれたら幸いである。

  

十代の頃、父親から「進むは周りが決める。やめるは自分が決める」と教えられた。試験に置き換えると、診断協会の定めた合格ラインに達することで前に進むことが許される。不合格だった時の悔しい気持ちは何度も味わってきたので良くわかるが、特に悲観的になり、落ちたことを恥じる必要はなく、合格ラインに達していないという事実だけを受け入れればいいと思う。よく「落ちたら恥ずかしいから、試験を受けたことを人に言わない」という人がいるが、チャレンジしていないことが恥ずかしいことで、チャレンジして良い結果が出なくても、堂々と「まだ達してないのだ」と胸を張るべきである。二次試験の採点基準は、合格した今でも良くわからない。自分が落ちた時に合格者の答案を見て「なぜ、これが受かって、自分が受からないのか?」と正直、何度も思った。但し、落ちた原因の矛先を自分に向けないと、悔しさが努力に繋がらない。本気で合格を目指し始めてからは、落ち続ける度に「落ちたのではなく、まだ受かっていないだけだ」と自分自身に言い聞かせた。諦めたら不合格者となってしまうが、チャレンジし続ければ挑戦者のままである。すんなり合格する人を優秀だと思うが、落ちても諦めずに何度でも挑戦する人に脅威を感じる。サッカー選手の頃から思うが、プロになると技術的に大差はなく、誰でも一度は天才と称され上手い。キャリアとして大差がつくのは運と、いかに努力を継続できるかである。運を自分でコントロールするのは難しいが、意思さえあれば努力は出来る。能力は平等に与えられ「努力できるということが才能だ」と、どんな逆境の中でも信じてきた。それは、この試験に対しても変わらない。

  

私は長い間、私を親友と呼んでくれた、その彼の努力を間近で見てきた。二年や三年ではない。長い間である。勉強会の帰り道、何度も「いい加減、受かりたいね」と笑いながら励まし合った。不合格となった後の勉強は、しばらく休んで忘れてしまった知識を戻すところからではなく、失われた向上心を取り戻すところからのスタートである。簡単なことではないし、辛さも虚しさも知っていながら酷だとは思うが「どうか頑張って欲しい」という言葉しか思い付かない。蓄積された努力と知識を合格という形にしてくれたら、一緒に勉強してきた友として嬉しい。

【恩師について】

4年前、MMCの最初の講義に出席した私は、開始時間ぎりぎりに教室に着いたということもあり、後ろの方の席に座った。講義が始まって中居先生が前の方に座っている受講生を指して「○○さん、これはどういうことですか?」と質問しているのを見て「これは自分を追い込むためにも一番前に座ってやれ」と思い、それから私の出席する講義の一番前の席は、私の特等席になった。皆さんもお聞きになったことはあると思うが、中居先生はご自身のことを「毒舌」とおっしゃる。しかし、これは人を見てのことである。ご自身が苦労されたせいか、なぜ解らないかを理解してくれて「西川くんの今の考え方はこう、でも正しくはこう、例えば〜」と説明して下さった。一次試験に科目合格制が導入されて二科目残されていた年には、一次試験の一ヶ月前に「今、二次試験の実力が付いてきて二次の勉強が楽しいと思うけど、そろそろ一次試験の勉強に集中して」と、楽しいことに集中してしまう私の性格を見抜き、釘を刺して下さった。二次試験の問題に対して、自分なりの解釈の表を作り、先生に見てもらうと否定ではなく修正しながら正しい考え方へと導いて頂いた。

  

MMCの受講生や模試等で関りを持ったことのある人ならば、中居先生の素晴しさは十分に理解していると思うので、先生にお世話になったことより、MMCに通い始めた一年目から他の受講生に「何でそんなに中居先生と仲が良いのですか?」と聞かれた、私ならではの中居先生との付き合い方についてお伝えしたいと思う。

懐の深い方なので、まずは勇気を持ってその懐に飛び込むことが重要である。ご自身が努力家のため、努力家を好む。小手先の知識はすぐに見抜かれてしまうが、力が伴わなくても努力していれば分かってくださるので、努力していると自負している人は挑めば、必ず受けてくれる。○か×かがはっきりしない論述試験のため、いくらでも誤魔化しようはあると思うが、ご自身のやり方に誇りを持っていらっしゃるので絶対に誤魔化して逃げるようなことはしない。一番前の席に座ると、最初はそうでもないが途中からはキツイ。日に日に毒舌さが増していく。でも喜んで頂きたい「この人は叩いても倒れない」と認められた証拠である。緊張感を持って講義に望めるだけでなく、自分の理解度などを分かって頂けるのでより細かいアドバイスが受けられる。これは私の主観的な見方だが、中居先生はご自身のマインドを伝えようとしているように思う。この試験は出題者の意図を正しく理解することが鍵である。要は出題者の考え方(マインド)に自分のマインドを合わせる必要がある。但し、出題者と直接コミュニケーションをとることは出来ないため、出題者に近いマインドを持っている先生のマインドに合わせる、ということを目標に勉強してきた。

      

この試験を通して、新たな師と、新たな友と出会い、それは私の中で永久に失われることない財産となった。サッカー選手時代、ゴールを決めた試合の後に「このゴールを誰に捧げますか?」とラジオのインタビューでよく質問された。もう、サッカー選手ではないのでインタビューを受けることはないが、もし「今回の合格を誰に捧げたいですか?」と聞かれたら、私は迷わず答えるだろう「MMCの中居先生に!」と。

     

●山内 慎一 さん

【はじめに】

私は金属関係のメーカーで総務・管理などの事務関係の仕事をしています。今年(平成22年度)の2次試験にようやく合格することができましたが、診断士の勉強を始めてから実質6年かかりました。この体験記を書くにあたり、最初に、MMCの先生方、MMCや勉強会で一緒に勉強した仲間、長く勉強することを許してくれた家族にお礼を申し上げたいと思います。また、私の拙い体験記が、特に2次試験で苦労されている方々に少しでも参考にしていただければ幸いです。

【受験暦】

私の受験暦は次のとおりです。

平成17年 1次合格、2次不合格 (都内受験校に通学)

平成18年 1次受験せず、2次不合格 (年初に地方事業所に転勤。受験校の通信受講)

平成19年 1次合格、2次不合格 (通信継続)

平成20年 1次合格、2次不合格 (東京勤務に。通信を受けていた受験校に通学)

平成21年 1次合格、2次受験できず (MMC通学、勉強会など)

平成22年 1次受験せず、2次合格 (MMC通学、その他)

幸い1次試験は1年目から合格できましたが、なかなか2次試験の壁を越えることができませんでした。1次試験は正解が決まっているので、足切りにひっかからないように合格すること自体は受験校の授業と教材である程度時間をかけて勉強しさえすれば、それほど難しくないように思います。私は経済学や情報は苦手科目で、あと1つの設問を間違えていれば足切りになるという際どい年もありましたが、何とか合格できていました。また、1次試験は1回合格すれば、そのあとの年からは直前の勉強でも合格できると言われていますが、そのとおりで、2回目以降は過去問、受験校の模試・直前対策講座などで何とか合格レベルは維持できていました。

問題は2次試験です。各受験校の模範解答もバラバラ、合格者の答案もどれひとつ同じものはなく、一体何を書けばいいのか、自分のなかではっきりとしたものがなかなかつかめませんでした。そのため、1次試験と同じような感覚でやたらと正解を追いかけ、いろいろなものに手を出し、結果的にかえって余計な時間を費やしたように思います。前田先生のお言葉をお借りすれば、「落ちるための努力をしていた」と思います。

なお、昨年は仕事の都合上2次試験を受験できませんでしたので、今年は1次試験を受験すべきかどうか迷いました。2次試験と同じ科目だけは受験しておいた方がいいかもしれないと思ったときもありましたし、そのように仰る先輩方もおられましたが、一方で今年不合格なら来年はもう受けられないかもしれないという気持ちもあり、結局悔いを残さないよう2次試験だけに集中することにして、1次試験は受験しませんでした。

【今年の勉強方法・反省点・アドバイスなど】

1.MMCの授業・答練・模試

(1)わかり易く書く

長く勉強していると、それなりに知識は増えます。そのため、「このことも少しだけでも書いておけば差別化できるのではないか」、「安心のためにもこれも書いておこう」という意識が知らず知らずのうちに働き、かえって分かり難い答案になっていることが頻繁にありました。先生方からは、何度も「もう少しわかり易く書けるといいですね」というコメントをいただきました。

やさしく聞こえるコメントですが、要は、「あなたの書いていることはよく分からない」ということです。ここがなかなか克服できませんでした。答練の開始前までは、「分かりやすく書く」、「読んでもらえるように書く」、「いろいろ書きすぎない」、「キーワードで締めくくる」などということを自分に言い聞かすのですが、設問を読み始めると、それが一瞬のうちに頭から吹き飛んで、答案を書く世界に入ってしまうことがしょっちゅうでした。

また、「つまりそれはどういうことかという締めくくりのキーワードがあったほうがいいですね」というコメントもしょっちゅういただきました。これに対して、「キーワードとは何か、どういう言葉を盛り込めばいいのか、キーワードを書くためには次から次へ用語を覚えていかなければいけないかのか」と大変悩みました。結局、「1次知識の基本的な言葉でいい。従って、数は多くない新しく覚える必要などない。答案に書けるようになればいい。キーワードがあった方が伝わりやすくなる。」ということが理解できるようになったのは、本試験の直前になってからでした。

2次試験でも100点をとる必要はありません。出題者も一つの設問に多くのことを解答してもらおうと思ってはいません。私のように2次試験に何度も躓いている方には、「わかり易く、伝わるように書く」、「よくばらずに書く」、「あれもこれもを情報を詰め込まない」ということを、少しでもできるように、答練のたびに強く意識されることをお勧めします。

実は、今年の本試験の再現答案を先生方に見ていただいたときも、「ここは分かり難いですね」というコメントをいただいた箇所が何箇所もありました。読み返すとやはり伝わらない文章になっています。わかり易く書くことの大切さは分かっていても、それを答案におとすことは簡単ではありません。早いうちにそのことを意識し、日ごろから訓練を繰り返しておけば、もう少し早く合格できたのではなかったかと反省しています。よく、日経新聞の春秋を要約されている方も多いと聞きますが、そういう方法も一つのやり方だと思いますが、後記のとおり、時間があれば事例文の要約をやった方がいいと思います。

(2)事例文の要約

前田先生からは、事例文を800字、600字に要約する訓練を繰り返すようアドバイスをいただきました。これを行うことで、事例文は変わっても、求められている本質・骨子は変わっていないことを理解することができました。先生方からはいつも、「毎年聞いてくることは同じ」ということをアドバイスをいただいていましたが、事例文は毎年違っていますから、ただ事例文を読むだけではそのことが理解できませんでした。書いてみて初めて実感できました。

何回も2次試験をやっていると、事例文の本質を考えず、いかに設問に対してうまく解答するかということに意識が行きがちです。私はうまい言葉遣いや言い回しはないかということを考えがちでした。そういう小手先のことではなく、「この企業は当初はこういう外部環境・内部環境があって成長してきた。しかし、このように環境が変化してきた。そのため持っていた強みが発揮できなくなった。一方、新たにこういうニーズ・顧客が出てきた。そこでこの企業はこういう方向に進むべきである。ニーズは必ず与件文に書いてある。」というような、大きな流れを意識できるかどうかの方が大切だと思います。ぜひ、事例文の要約をしてみることをお勧めします。そして、先生方に添削をお願いすれば、見ていただけると思います。

今思うと、何かと細部に入り込んでしまい、診断士に必要とされる大きな視点(大きな流れ)で事例企業を見ることができなかったことが6年もかかった要因の一つだったと分析しています。

(3)復習

MMCでは再答案を出せば添削していただける仕組みがあります。実は、私はこれをあまり活用できませんでした。余裕がなかったというのが正直なところですが、この点は大いなる反省点です。

ただ、答練後の解説講義は先生方の話をできるだけメモして、それをノートにまとめて、何度も読み返すようにしました。解説講義を受けているときは、「ああ、なるほど」と思っても、いかんせん時間が経つと記憶はおぼろになっていきます。ノートにまとめて、何度も読み返すことで初めて次に生かすことができるようになると思います。もしやっておられない方がいたら、答練で先生が解説されたことをノートにまとめなおし、繰り返し読んで頭に入れることをやってみて下さい。

また、答練や模試では、一緒に勉強している仲間を答案をコピーして見せ合いました。MMCでは、答練でトップになった受験生の答案をコピーして配ってくれます。これらを自分の解答と比較すると、大変参考になりました。「自分のどこと違うのか。点差の違いはどこにあるのか。どういうキーワードを入れているのか、なぜ自分はそれが抜けたのか」等々を考えることで多くの気づきが得られました。

2.財務

財務は一番の苦手科目で、不合格だった年はいずれもC判定でした。先生方からは、財務は毎日やるように言われ、自分でもその必要性は分かっていましたが、正直なところ毎日はできませんでした。財務を苦手にされている方も多いと思いますので、私の今年のやったことをご紹介します。過去問以外では、主に次の教材を使いました。

@5月の連休に開催されるMMCの財務特訓で使用する問題集

会計とファイナンスの2冊ありますので、これを繰り返すだけでも相当なボリュームになります。いろいろなものに手を出す余裕もありませんでしたので、これを主体にしました。

A答練・模試

答練と模試をコピーしてノートに貼り付け、設問を分野ごとに分けて、分野ごとに問題を解いていきました。また、経営分析やキャッシュフローの書き方については、MMCの模範解答をノートに書きだして、答え方をパターンにまとめ、答練や模試のたびに見直していました。

B意思決定会計講義ノート

これを使っている受験生も多いと聞いていますし、中居先生からも教材として紹介がありましたが、解説がとっつきにくく内容も難しいので敬遠していました。しかし、参加した勉強会でこれを使って問題を解く機会があり、何となく苦手意識が薄らぐことができました。ただ、これまでやらなくても合格はできると思います。

C日商簿記2級

財務の苦手意識を少しでも払拭したいと思い、前年の12月から勉強し始め、年明けの2月に受験しました。必ずしも2次試験には直結しませんが、原価計算やCVPなどは2次試験の背景知識を身につけるため役に立ったと思います。幸い2級に合格できましたので、そのことも少し自信にもなりました。

先生方からもアドバイスいただいたのですが、今から思うことは、「皆が解ける問題は落とさないこと。皆が解けない問題はできなくても合否に関係ないから、気にしなくてよい」ということです。受験生活が長くなると、経営分析はそこそこにして、新しい問題や難しい問題がどうしても気になってきます。そして、いろいろな参考書や問題集に手を出してしまいます。長くやっている受験生ほど、そのことに注意した方がいいと思います。私が長くかかって、しかもC判定を続けたのも、そのあたりの考え方が間違っていたからだと反省しています。難しい問題は後回しにして、経営分析やキャッシュフローで8割以上とることに力を注ぐべきです。典型的な問題や過去問が出題されたら確実に解けるというやり方にすべきです。

直前期になると心配になり、徳川先生に「今年はそろそろキャッシュフローが出そうですか?」と質問したら、先生からは「何が出るかを心配するのではなく、『これが出たら必ず解ける』というものを一つでも多く身につける方が大切。」と何度も言われました。

【本試験を終えて】

本試験を終わったあとは、「本試験ってこんなに難しかったか」と、答練や模試とのレベルの差を痛感しました。当日のうちに再現答案を書いて、先生方に見ていただきましたが、50%前後の評価の設問が多く、今年もダメかという思いでした。そのため、合格通知を受け取ったときは、どうしてあんな解答で合格したのか信じられない気持ちでしたが、「あきらめずにやったから、神様がそろそろ合格させてやろうかと思ってくれたんだ」と感じました。

模試や答練で、私より常に上位にいたのに、本試験では残念な結果になった仲間も何人もいます。その方々の答案と自分の答案と何が違ったのかというと、大きな違いはないはずです。MMCの模試でも1点の間で何十人もの受験生がいます。本試験では、1点の間に450人以上いると言われています。そうであれば、なおさら読みやすい答案、分かりやすい答案を書くことが重要になります。内容は勿論ですが、主語と述語を必ず書くとか、数字を丁寧に書くとか、今さら小学生でもあるまいしと思うようなことも注意しておくべきです。前田先生からは、「力の差はわずか。細心の注意を払わないと1点はもぎとれない。『このくらいでいいや』と思っては点は取れない。1点でも多くとろうとする気持ちがあるだけで数点違ってくる。」と、1点を取りに行くことの気持ちの大切さを何度も指摘いただきました。長年やっている方にとって大事な点だと思います。

また、長くやっている受験生は、何となく惰性で勉強を続けているところがないでしょうか?私は若干そういうところがありました。知らず知らずのうちに、試験勉強すること自体が目的になってしまっていなかったか、大いに反省しています。

しかし、一方あきらめずにやれば必ず合格する試験であることも間違いありません。繰り返しになりますが、多年度受験生は、あまり手を広げず確実なものを積み上げていくことをお勧めします。

 

H・M さん (2次マスターコース(土日通学))

【中小企業診断士を受験した動機】

私はSIerの会社に勤務しており、ITをベースにクライアントの業務改善等を提案をする機会があります。
クライアントの経営課題にマッチした質の高い提案を行う必要性を感じ、自己啓発の一環として、 当初はテキストを通読するくらいのつもりで学習を開始しました。 ところが、学習していく過程で、その内容に惹かれていき、自分も中小企業の支援に関わる仕事に携わって みたいという思いが強くなり、資格取得に挑むことにしました。

【一次の学習方法】
市販の参考書と問題集で学習して1年で合格しました。
ポイントは「財務・会計」と「経済学・経済政策」は早めに学習を開始することだと思います。

また、受験した感触として、「中小企業経営・中小企業政策」や「経営法務」については、 市販の書籍だけではなかなか得点が伸びなかったので、受験機関の通信講座等を利用した方が高得点が 狙えるのかもしれません。

【二次の学習方法】

○基本スタイル

多くの皆さんも同じだとは思いますが、社会人として働きながらの学習なので、そうそう時間は割けませんでした。ですので「MMCに通学して答練に取り組み、基本的にその日のうちに復習」を心がけました(終わらなかったものは、平日に対応しました)。

また(これがなかなか出来ないのですが)先生方が、当日の答練に関連して、 「**年の事例の問い**を見ておくように」ですとか、 「今回のCVP分析は勘定科目法だったので高低点法も見ておくように」 といったアドバイスをくださいます。 今振り返ってみますと、これを愚直にやっておくと、必ずや後々の成果に繋がります。
関連した別問題を解くことで、その日学習した内容の理解が深まるためです。

○キーワードノートの作成

答練の解答を見て、「これは使える」と思ったものは、どんどんノートに付け足して次回の答練で使うように心がけました。事例毎に分類はしましたが、それ以上は綺麗に纏めてはおらず、汚い字での殴り書きでしたが、自分が読めれば良いので割り切りました。

答練や模試の前に、このノートをパラパラとめくって復習しました。普段も鞄の中に入れておいて、通勤時等の隙間時間にざっと目を通したりしていました。

最終的に、このノートは「自分にとって使いやすい武器」が詰まった最も信頼できる参考書になりました。

○モチベーションの維持

参考書や問題集をこなしていくことで自身の学習進捗が把握できる一次試験とは異なり、二次試験は学習に終わりがなく、自分がどのレベルにいるのか?、この学習スタイルが正しいのか?等、色々と不安になります。また、それだけにモチベーションの維持も非常に難しいと思います。

私の場合は、短期的には週次のMMC答練を、中期的にはMMCの全4回の模試をマイルストンとして、回を重ねていく毎に解答の質を高めていくことを目標に臨みました。また、本番に平常心で挑めるよう、本試験は5回目の模試なんだと自分に言い聞かせていました(やっぱり本番は緊張しましたが・・)。

○日本語(漢字)
 
お恥ずかしいのですが、私は理系&パソコン入力に慣れているので、キーワードは出てくるものの、漢字が思い出せず、平仮名で答案を記述して字数が増えてしまったり、別の言葉を考えたりと、非常に無駄が多かったです。途中で「これはまずい!」と思い、キーワードの書き取り練習を必死に行いました。

また、長めの文章になると、主語と述語の繋がり等がおかしくなってしまうことも多々あり、 しっかりと文章の整合がとれるように意識しました。

【二次合格のために特に留意した点】

○学習戦略
  
やはり、なるべく早く過去問に目を通すべきだと思います。私はなかなか手をつけられず、じっくりと取り組んだのは夏休みぐらいになってしまい、その難易度にかなり焦りを感じました。ただ逆に、この短期間に一気通貫で各事例を多年度分、取り組みましたので、各事例のパターンや癖が大分腑に落ちたことは確かです。
  
過去問への取り組みとしては、財務はしっかり解きましたが、その他は、実際に解答を書くところまではせず、解答の設計まで終わったら、解答集を読んで確認し、キーワードのピックアップを行いました。時間内に記述するトレーニングは、MMCの答練をしっかりやっていれば問題ないと思っていたからです。
  
生産管理は、キーワードだけ覚えていても具体的なイメージがつかないことが多く、会社での休憩時間等を使ってネットで検索してみたりすると具体的なイメージがついて、適切なタイミングでそのキーワードを使えるようになりました。

○書き方
先生方から何度も言われますが、書くためには、まずしっかり聞くこと(何が問われているかを理解すること)が大切です。とにかく、聞かれたことに対して、漏れなくダブりなく答えることを意識しました。そのため、MCサークル、「影響」と聴かれたら「プラス面、マイナス面」、「外注対策と聞かれたら「社外、社内」・・・等、身体に覚えさせて反射的に出てくるようになるまで訓練しました。緊張しても、風邪で熱があっても、体が勝手に動いてくれるようになれば、大崩れし難くなります。

  
○解答の技術
  
事例T〜Vは与件を先に読んで、解答の仮説をたて、その上で与件から仮説にマッチするものを拾っていく感じで
読み進めました。仮説から外れたものは、再度与件から「問い」の「題意」に沿ったものをピックアップします。
全解答の方向性やレベル感を頭の中で設計し、ポイントを空きスペースに箇条書きしておきます。
最後に、文字数や、配点に注意して、時間配分に気を配りながら解答を記述します。
    
事例Wは、まず与件を読みました。そして「問1」の経営比率分析を、とにかく慎重にかつスピーディに解いて自分を落ち着つかせます。後は順番に「問い」を読んでいって、解けそうな問題から解いていきます。
  

【最後に】

二次試験が終わってから、筆記試験の合格発表までは、毎日のように「不合格になる夢」をみていました。
合格発表で自分の番号を見つけた時は、安堵感が強かったと記憶しています。

私は合格までに2年かかりました。今となっては「1年で受かるよりも良かったかもな」と思っています。
それぐらい、この1年間でMMCの先生方から学んだことは自身にとって貴重な体験となったからです。
本当にありがとうございました。


● T・Fさん(2次マスターコース(平日夜間通学))

前田先生、阿部先生、久保先生、中居先生、徳川先生、大変お世話様になり感謝の言葉もありません。
2010年12月19日の口述試験は10時12分と2番目に早い時間帯でしたので10時30分にはリバティタワーを後に、合格を確信し帰路につきました。自宅で充実感に浸っていると中小企業診断士試験対策のテキストやら事例等々
が本棚や机の上のあちこちに所狭しと陣取っていました。ここは大掃除がてら一気に処分と考え、積上げたところ胸の高さまで達しました。
大量のテキスト等を眺め、達成感を味わいながら記憶を辿ると、 2005年中小企業診断士試験への挑戦を大手受験機関で始め、一次試験は不合格になるも、自分自身にとって二次筆記試験のハードルの高さを認識し一次試験終了直後の2005年8月MMCの門を叩き一次試験合格者と共に二次対策講座を受講しました。
2006年、人事異動や業務の変更などで余裕がなくなりMMCの通信講座等に申込むも 途中で挫折しました。
2008年にまた、人事異動がありましたが仕事の内容は変わらず時間的・精神的 余裕ができ自己啓発として資格取得の再チャレンジを始めました。

戦歴をまとめると以下のとおり

2005年 一次試験(大手受験機関通学) ×
        空白期間
2009年 一次試験(自宅学習) ○、二次試験(MMC直対通学) ×
2010年 二次試験(MMC本科通学) ○

合格するための勉強方法は先輩諸氏に譲り、わたしは今年2010年の自身の心の変遷をご紹介させて頂きます。
2010年3月からMMC平日夜間コースに通学し始めました。模擬試験の結果は第2回模擬5位/220、第3回模擬17位/226、第4回模擬試験212位 /521と回を増す毎に順位は下がっていきました。模擬試験の順位は下がるも、MMCでは受講生の約半数が合格していることから通学時での事例演習で上位半数に入っていれば合格できると思い、本番では空白がなく回答が書ければ「合格」できると楽観していました。

 しかし、他流試合を行い事態は一変することになります。 9月の大手受験機関X社模試、Y社模試を受け、自分では満足のいく回答をしました。多分、MMC模試であれば上位20%には入れる出来栄えではなかったでしょうか。 が、結果は、X社はDCDA(割合で算出)で総合C、Y社はDDDBで総合Dと、散々たるものに。 一気に自信は揺らぎ不安に変わりました。

 自分のやってきたことを否定されたようでその後モチベーションは一気にどん底状態となり、試験前最後の3週間は身が入らずMMC最後の直前スパーリングも申込むも参加せず敵前逃亡しました。その様な状況の中、二次筆記試験の日を迎え試験会場のリバティタワーへ向かいました。 そこで、1階ロビーに前田先生がいらっしゃいまして激励と共に手を差出され握手をしました。 その握手のお陰で最後まで諦めずに事例に向き合えたと思います。
  しかし、二次筆記試験が終了した時点で、今年の合格は諦めました。 それは、自分の得点源と考えていた事例Vと事例Wで時間配分ミスやケアレスミスがあったからです。事例Vでは時間が足りず最後の第4問は半分を空白で提出、更に、事例Wでは 第2問は小数点処理の誤りで×、第3問NPVも×と完全に希望を絶たれてしまいました。

 WEBでの二次試験発表に際しては、1%の合格の期待もなく、ただただ来年に向けてのスタートのトリガーとするために、「不合格の確認」をしたいという気持ちだけでサイトを覗きに行きました。

ところが、ないはずの受験番号が「ある」のを確認して初めは信じられませんでした。
バカな! サイトを閉じて、再度開き直しを三回繰り返しました。番号が消えずに残っていることでやっと「合格」を認識した次第です。

MMCの先生の皆様、MMCを信じきれず、更には疑い、やる気を失いかけた自分の浅慮をお許し下さい。
また、来年資格取得を目指される皆様。
わたしから一言、MMCを信じ続けてください。
きっと、合格を勝ち取ることができることでしょう。

以上

    

●T・K さん (2次マスターコースA (通信講座)+STEP1のみ通学)

【受験歴】

20年度 1次合格、2次不合格(他校ストレートDVD通信)

21年度 1次合格、2次不合格(同他校2次DVD通信)

22年度 1次合格、2次合格(MMC 2次マスターコースA通信 ※STEP1のみ通学)

【MMCとの出会い】

2年目に不合格となった時はショックでした。受講していた受験校の指導に忠実に学習し、模試でも全国3位となって自信をつけていたのですが、、、。同校の講師の方に再現答案を送り、不合格の理由や対策を尋ねると、「本番で力が出せなかった事、親身な提案ができていない事が理由である」、「生き方が問われる試験なので、改善するには生き方や日常生活を変える必要がある」、「(同校の)講座を継続受講しても改善に繋がるかは分からない」という回答でした。

「合格するには生き方や生活まで変えなければならないのか、、、自分には向いていないのか?受験をやめようか、、、。」正直途方に暮れてしまいました。呆然としながら他校の講座案内や書籍等を眺める日々が続きました。そんな折、1月にたまたまHPでMMCの無料体験添削サービスを知り、アドバイス返却を受けてみました。すると当日、阿部先生と中居先生が、添削問題の返却だけでなく、21年度の再現答案まで見て色々とアドバイスをしてくださり、「生活を変える必要はありませんよ。もう少し出題者の話をよく聞き、設問が聞いていることにもう少しきちんと答えればいいだけです。今後の学習で十分に合格できます。」と言っていただきました。その時、「ああそうなのか!」と諦めかけていた私に希望の光が見えました。帰宅後、即MMCの講座を受講することに決めました。

【MMCの強み】

ここでは私がMMCについて素晴らしかったと思う点をご紹介します。親身かつ迅速な再答案添削やアドバイス返却等は言うに及ばずなので、他の方があまり触れていない点を触れたいと思います。

@本番で確実に安定した力を発揮できるメソッド

昨年度私ができなかった課題を見事に解決できました。一言でいうと「事前に準備しておく(外段取り化)」という事です。これは目から鱗でした。その具体的手法は、「文章の金型」や「キーワードマトリクス」等がありますが、どれも本当に強力です。私が本番で実際に活用した一端をご紹介します。

・事例IIIでは、解答用紙が配られた時、裏面から1問目が20文字×4のSWOT問題と分かりました。その時点で、「強みは『〜、〜等の高い〜力』、弱みは『〜、〜等で〜力が低い』と書くぞ!」と試験開始前から心の中で唱えていました。事実、答案はその通りに書けました。与件文から“〜”の部分を探すだけでよく、“〜力”の部分も事前に準備したキーワードから当てはめればよいので、スムーズに解答できました。

・事例IVの経営分析の指標選択では、試験場に行く前から「この指標を書くぞ」と準備していた指標が1つありました(やや極端な言い方かもしれませんが、MMCでしっかり学習した結果、私はこの境地に達しました)。また、2つ目の指標は一定の作業をする事で自動的に特定できると考えていました。3つのうち2つは試験を受ける前から確実に特定できる事が分かっていたので、精神的にも安定していました。事実、本番ではその通りの方法で2つの指標を即座に決定し、(c)欄についても事前に準備した文章金型でスムーズに記述できました。おかげで経営分析は予定よりも少し早めに解答できました。

A納得のいく採点方法

多くの受験生の悩みに、「何が正解・合格基準か分からない。」という点があると思います。「本試験の採点方法=合格答案の基準=目標地点」が分からなければ、学習の方向性を大きく誤る恐れがあります。私もちょうど1年前、それに悩まされました。

  

本試験に対する各受験校の模範解答は様々です。方向性が全く逆の場合さえあります。「正解はただ1つ」とする説もあれば、「正解は不明なので複数の事を述べてリスクヘッジすべき」とする説、「設問間の一貫性が重要」とする説など、様々な受験指導があります。しかし、実際に合格者の再現答案集などを見ると、受験校の模範解答と全く違う答案や、一貫性が必ずしも取れていない答案でも合格している方が多数おられます。また、注目すべき事実は、不合格者のほとんどが総合B評価となっている事です。多くの受験校で採用しているキーワード基準(ここでいうキーワードとは、模範解答との内容面での一致を確認できる言葉という意味です)や一貫性を基準とした採点では点数が低くなりやすいため、本試験の合否結果に見られる客観的事実を説明しにくいと感じます。私はずっとここが疑問でした。

  

しかしMMCの採点方法では、模範解答と内容的に異なった解答をしていても、“問われたことに分かり易く”答えていれば概ね合格点(約6割)が入ります。この基準は、多くの合格者の再現答案に唯一見られる共通点であり、本試験の結果として生じている現象とも整合性が高いと感じました。模試のアドバイス返却の際に徳川先生から、「模範解答は内容を参考にするのではありません。書き方を参考にしてください。」と言われてとても納得したのを覚えています。なお、MMCの模試の受験者の得点分布は、本試験のABCD評価の分布(受験者の大半が総合B評価)と概ね類似します。また、今年度の2次試験後、複数校に私の再現答案を評価いただきましたが、他校がCABC(不合格水準)であったのに対し、MMCは59+60+68+65=252(合格水準)でした。このことからもMMCの採点方法と本試験結果との整合性の高さが理解できると思います。

  

MMCでは、6割得点(合格点)と8割得点(高得点)の2段階に分けて採点基準を教えてくれますが、その採点基準は、事例問題の内容に大きく依存したものではなく、「問われたことに過不足なく答える」、「つまり何か?を明確にする」、「一般論でなく与件企業の事として答える」といったどの事例問題にも通用する普遍的な基準であるため、その基準を意識して学習する事でどの事例問題にも安定した対応ができました。

私は答練や模試では全設問で6割の点を確保することを目標に取り組んだ結果、常に安定した成績を出す事ができました。(模試成績は第1回:3位、第2回:3位、第3回:2位、第4回:4位でした。)

B使う知識を絞り込む

徳川先生から「道具を持ちすぎても本番で使えなければ意味がないですよ。」と言われた事があります。これも目から鱗でした。昨年度までは知識重視の学習をしており、まさにその状態でした。通学講座で基本知識確認テストを返却いただいた際、徳川先生から「良くできています。もう勉強はしなくていいですね(笑)。これからはこの知識を良く使うものだけに絞り込んでください。」と言われました。それからは、本番で使える知識(よくある問題点・改善策・効果のキーワード)を絞り込み、いつでも引き出せるようキーワードマトリクスに整理していくことにしました。1年間、知識のインプットは一切していません。今年は3年間の中でトータルの勉強時間は圧倒的に少なかったと思います。

今年度の事例IIIは、従来にないパターンで事例文に根拠も少なかったため、昨年度の私であれば出題者の意図を探ろうとあれこれその場で考えたくなる事例でした。しかしそこをあえてグッと我慢して、少ない根拠に対応できるキーワードを愚直にあてはめました。例えば、歩留まりが悪い→「QCサークル, チェックリスト」、加工工数が多い→「VE, 3S」、高度な技術を要する→「標準化・マニュアル化, マンツーマンOJT」、といった具合です。これらのキーワードは全て私が答練や模試で何度も使用していたごく平凡なキーワードです。模範解答のような生産計画に関する内容は全く思いつきませんでしたが、こうした対応でも十分合格できるのです。

なお、受験校によっては答練の度に新しいキーワードを使わせるように問題が組まれるためキーワードの定着訓練をしにくいのですが、MMCの答練では、与件や設問は一見違うように見えつつも、実はいつもと同じキーワードで答えればOK、という問題を作ってくれます。したがって、一見「今回は傾向が違うな」と思っても「いや焦るな、いつものキーワードで攻めよう」と落ち着いて取り組む訓練ができました。まさに今年度の事例IIIではその成果が出せたと思います。

以上の他にも先生方から教えていただいて本試験で役立った事は多々ありましたが、お伝えしきれないので、それらについてはぜひ皆さんも受講されて体感される事をお勧めします。

【学習方法】

<2次試験>

以下の@〜Cのツールを作成し、それを過去問(H13〜H21)、答練(STEP2〜4)、模試(4回)を行う中で実践し、適宜修正するという方法を1年かけて行いました。過去問と答練については、7割以上の得点になるまで再答案も行いました。また、財務対策では、講座で配布される「財務の応用計算問題」を繰り返し解きました。

@解答手順メモ

A設問タイプ別の文章金型

※当初はどの設問にも適用できる万能金型を作ろうとしたのですが、難しかったため設問のタイプ別(SWOT、理由、戦略、等々)に用意する事にしました。

Bキーワードマトリクス

※3月頃に、MMCの過去問の模範解答(H13〜21)を一通り眺めてキーワードマトリクスの初版を作りました。以降、本試験直前まで修正を繰り返し最後の1週間でグッと絞り込みを行いました。

C気付きメモ

※(1)題意把握(設問を理解する)、(2)与件を読む、(3)解答を書く、の3つのプロセス毎に気付き事項をメモしました。

上記@〜Cはいつでもメモができるように、診断士試験用の手帳を作りそこに書きこみをしていました。また、昨年度までは過去問を軽視していたのですが、中居先生から「過去問は重要です。H13から問われている事はずっと同じですよ。」というお話を聞き、今年度は過去問に重点的に取り組みました。MMCでは過去問を何度でも添削してくれますので大変助かります。これにより、出題者が良く用いる独特の言い回しや事例企業のあるべき方向性のパターンなどを理解でき、本試験時に大いに役立ちました。

<1次試験>

私は、昨年度と今年度、1次試験を滑り止めとして受験し、いずれも合格しました。学習方法は以下の通りです。

・学習期間は本試験の1週間前からに限定する。

・インプット学習はしない。アウトプット学習のみとする。

・使用するのは初年度に使用した問題集のみとする。新しい問題には手を出さず記憶の復活に注力する。(私は昨年度も今年度も3年前に使ったアウトプットや模試の解き直しのみを行いました。)

・中小企業経営・政策だけは1ヵ月程度前から着手する。(当該年度版の市販問題集、施策ガイドブックを使用)

できれば2次の権利がある方も1次を受けておく事をお勧めします。一度合格した方なら1週間の学習で十分合格の可能性はあると思います(中小企業経営・政策以外)。私は昨年度に1次を合格していたので、今年度の2次を確実に受験できましたし、今年度の1次を受ける際にもプレッシャーが少なくて済みました。一から7科目全てに合格しなければならない状況を作ってしまうと勉強時間もそれなりに必要になってしまいますが、滑り止めの受験であれば気が楽です。

【最後に】

MMCにお世話になってから1年で合格する事ができました。この試験は「捉えようのない試験」とよく言われますが、MMCを受講した事でその悩みは払拭できました。特に、阿部先生、中居先生、徳川先生にはいつも丁寧に添削・指導いただき、また私がどのような質問をしても、必ず納得いくまでお答えいただきました。本当に感謝しております。徳川先生からは、「もうそんなに勉強される必要はないです。ご家族を泣かさないようにしてください。」と言われた事があります。勉強しなくていいと言ってくれる学校なんてあまりないと思います。本当に温かい学校だなと思いました。

最後に、3年間、私の受験生活を応援し、今年度はMMCの受講料まで払ってくれた妻の支えに感謝しています。

以上、拙い文章ではありましたが、少しでも今後の受験生の皆さんのお役にたてばと思い書かせていただきました。皆さんの合格を心より祈念しております。


●加東さん(2次マスターコースA (通信講座))

【MMCとの出会い:無料添削】

一年前、独学中心で初めて挑んだ二次試験の結果は「DCCC(総合C)」でした。

当時、22年度必勝を誓い合格に向けた環境分析は、強みは「ITが若干分かる」、弱みは「全科目が苦手で勉強の仕方が分からない(特に組織と財務が苦手)」、機会は「次年度も二次試験が受験可能」、脅威は「事情により予備校通いができないため競争上不利」、でした。

このような中、受験機関のホームページで通信講座を探し、たまたまMMCで無料添削を試したところ、そのアドバイスに深く納得し勉強の方向性が定まりそうな予感がしたために、通信講座マスターコースAを受講しました。

 

【最初の気付き:GW公開講座】

1月から通信講座が始まり、STEP1とSTEP2をやり終えました。解答には80分を大幅に超え100分以上かかることもしばしばです。MMCのホームページで合格体験記を眺めながら良いと思えるアイデアなどを勉強に取り入れて過ごしましたが、成果は上がりませんでした。

最初の気付きは5月でした。MMCの公開特別講座を知り、初めて生の講座に参加しました。

組織・流通・生産は各1日、財務は3日行われました。この講座に全て参加することで、題意に即した解答・80分で解く方法などを体験しました。組織・流通・生産については、勘所を得ることができたのですが、財務はまだまだ伸び悩んでいました。

 

【次の気付き:公開模試のアドバイス付き返却で軌道修正】

公開模試は第1回〜3回までは上位3割程度の成績でした。組織・流通・生産は60点前後、財務は55点前後で、返却時のアドバイスは毎回徳川先生に行っていただき、現在の弱点や強化すべき点などの方向性が見えました。

それは計算のポカミス防止とスピードアップです。このため、GW公開講座のときの問題集(会計31問、財務31問の計62問)を繰り返すことにしました。7月から8月の2ケ月間で1周り目を終わらせました。9月の1ケ月で2周り目を終わらせ、9月下旬の第4回公開模試では上位2割になんとか入ることができました。このとき財務は64点でした。

 

【勉強内容の振返り:「財務6割:その他4割」】

9月下旬から10月の本試験直前期にも、財務の問題集を繰り返し解き、1周り64問を2日間で解ける程度にスピードアップできました。またポカミス防止のため、練習時であっても2回電卓をたたくこと、単位・桁には必ずマーカで注意を促すこと、を徹底しました。振り返ると財務6割に対し、他の3科目は4割程度の比重で勉強しました。

 

【本試験受験後の感想:やはり難しかった】

本試験では、組織・流通・生産が55点前後、財務70点前後の感触でした。今年の財務は、小数点の桁に関する指示が1頁目にまとめて書いてあり、これを見落とした人も多かったみたいですが、私は確実に押さえることができました。また10分ほど時間が余り、見直しも行えました。

 

MMC、そして徳川先生のアドバイスに忠実に対応し方向性を定め、弱みを克服し、強みを伸ばしたために合格できたと思っています。

そして何より忘れてならないのが愛妻の支えです。

 

 

  

 


 


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