中小企業診断士 平成19年度合格体験

● 山岡 徳慶さん

1  はじめに

私が診断士を目指したのは2003年10月でした。コンビニでたまたま目にした雑誌の占い欄に「この1、2年が今後10年を左右する重要な時期になる」と書いてあり、何かに挑戦しなければと資格取得を考えました。これまで、財務、生産管理、海外駐在、子会社合併、基幹システム導入プロジェクトなど様々の業務に従事してきましたが、専門と呼べる分野が無いことへの不安も資格取得の動機となりました。そのプロジェクトで一緒だった方が診断士だったことや診断士試験の範囲の広さが自分の経歴に合っていると感じたことが診断士選択の当時の理由だったと思います。その後、診断士を目指す動機はその時々に変わりましたが、診断士の勉強そのものが自分にあっていた(楽しかった?)のが最後まで挑戦し続けられた理由だったと思います。

<診断士試験の結果>

2004年:1次合格、2次不合格

2005年:1次未受験、2次不合格

2006年:1次合格、2次不合格

2007年:1次科目受験、2次合格

4年を費やした診断士試験への挑戦でしたが、07年になんとか合格を手にすることができた要因は、@受験校(受験指導機関)選び、A学習方法の確立、B試験当日の臨み方、と思いますので、以下にそれをお伝えします。

2  受験校選び

私は06年まで大手受験校に通い、試験対策を行っていました。初年度は大阪に在住していたため、途中転勤を挟みましたが、当該受験校のカリキュラムや先生方はすばらしく、学校に疑問を持つことはありませんでした。しかし、2年目から模擬試験でいつも上位の成績を取りながら、2次本試験では歯が立たないという状態が続きました。そのため、「自分に何が欠けているか分からない」という不安状態に陥り、個別添削に惹かれ06年本試験直前に MMC の公開模試を受けました。そのときには、それまでの受験校で学んだことを否定されているようで、あまり良い印象を得ることなく個別添削を終えたのですが、その時も受講生らしき人からの質問に電話で熱心に答える先生方の姿が印象的でした。

06年の2次不合格を受け、背水の陣のつもりで受験校を探している中で、受験者の飲み会で知り合った方の薦めと昨年の先生方への印象から MMC の体験講座に申し込み、個別添削を受けるうちに、「この人達に指導してもらったら自分の欠点がわかるのではないか、受身だけの講義で終わらないではないか」と思い、勝負の1年を MMC に賭けました。

結果的に MMC を選んだ私の受験校選びは大正解だったと思います。理由は、@親身な個別指導、Aできる限り単純化した学習メソッド、B学び易い講義クラスの雰囲気でした。その中でも個別指導は、毎回の個別添削は当然のこと、再答案や過去問題の添削に快く対応していただき、時に講座が終わった後に個別に時間を取っていただきました。ここまでやってもらって大丈夫なのかと思うほどでしたが、駅前のマックで指導してもらったときの「恩返しをと思ってくれるのであれば、必ず合格してくださいね」という中居先生の言葉がとても印象に残っています。また、「長く勉強しているのは本当に価値のあることで、必ず自分の力になっていますよ」と勉強歴の長い私の不安を何度も解消してくださったのは本当に感謝しています。

3  学習方法の確立

各受験校や過去の合格者から様々な勉強方法が示される中、自分がどのような勉強方法を確立するか、常に悩みの種でした。その中で、 MMC の考え方は非常にシンプル(@題意、A切り口、B因果、Bキーワード)で、そのシンプルさとそれを実践するために再答案添削などを通じて何度も繰り返し学習する方法を確立できたのがよかったと思います。また、 MMC のカリキュラムは過去問題を非常に重視しており、私自身も過去問題をかなり研究し、「本試験=敵を知る」学習方法は効果的だったと思っています。さらに、受講クラスではその日の最優秀解答を配布するなど共に学ぶ雰囲気があり、切り口の設定方法やキーワードの整理方法など、同じ受講生から学ぶことで自分のスタイルを磨くことができたと思っています。

4  試験当日の臨み方

最後に試験当日の臨み方ですが、過去の経験から私はこれがかなり合否を左右すると思っています。どんなに力があっても、当日の異様な雰囲気の中で実力を発揮しなければ、合格はできません。ただこれは当日だけ何かをすればいいというのではなく、日頃どれだけの準備をし、当日どれだけ強い意志を持って試験に臨めるかということです。特に直前期には、どのような精神状態であるかは非常に重要です。 MMC では、繰り返し「あなたには既に合格する力がある。これまでやってきたことを試験会場にそっと置いてくれば良い」と言われ、これはかなり自信になりました。

試験当日、私は3つのことに気をつけました。一つ目は、自分を鼓舞し、試験に立ち向かう勇気を持つこと(私は試験会場に向かう朝、自分のテーマソングを大音量で聞き、勇気を奮い立たせましたが、試験中、頭の中でメロディーがグルグル回っていましたので、この方法が良いかは人によると思います)。二つ目は、試験中に決してパニックに陥らないこと。本試験問題は日頃解いている受験校の問題と比べても非常にレベルが高く(時に設問の意味が不明)、設問や与件を読み終わった後に何を答えたらいいかさっぱりわからない場合もあります。そんな時、不合格だった年には、いい解答を書かなくてはと焦り、与件を読み直すこともなく、とにかく思いついたことを解答欄に埋めていました。それに対して今回は、分からないのは自分だけではないことを言い聞かせ、解答が浮かばない場合は冷静に与件や設問に書かれていることに従うことで最後まで大崩れすることなく解答することができました。そして最後に、一事例が終わるたびに気持ちを切り替えること。自分に厳しければ厳しいほど、一事例が終わる度に思い通りに解答が書けなかったり、ミスをしたりした自分の不甲斐なさに腹が立ち、後悔します。しかし、実はこれは自分だけではなく殆どの受験生が同じような思いなのです。ですから、終わってしまった事例のことはとにかく忘れて、次の事例に立ち向かう姿勢を持つことが重要です(私は最後の財務事例で、それまでの事例の後悔を振り払い、すべての力を出し切るために T シャツ一枚になって気合いを入れました)。全事例が終わったときには不合格を確信しましたが、全力を出し切ったせいか、勉強仲間と慰労会をする元気も無く、くたくたになり自宅に帰りました。なにが本当の合格の理由かは分かりませんが、試験当日、最後まで弱気になる自分と戦う姿勢は重要であったと思います。

5 まとめ

以上が私の合格体験ですが、私が4年間モチベーションを保ち続け、最後に合格できた最大の要因は、自分自身が変わることで多くのすばらしい人に巡り合うことができたからだと思います。1、2年目は周りの受験生ともあまり交流せず、ひたすら受験校からの課題に取り組んでいました。しかし、2年目に失敗して1次試験を再度受験しなければならなかったときに、自分から受験生の集まりなどに参加し、情報収集を行い、今の勉強仲間に出会うとともに MMC のすばらしい先生方や受講生仲間に出会うことができました。診断士になって色々な業界や多様な経験を持った人達と接して自分を成長させることが、最も診断士になりたかった理由だったのを思い出し、それを受験生時代でも行おうとしたとき、道が開けた気がします。

MMC の最初の講義の時に「診断士試験は諦めないで続けていれば必ず合格する試験です」と言われました。そのとき、その言葉を信じる勇気はありませんでした。しかし、今は、診断士になりたいという強い気持ちと努力を続ける力、そして MMC の先生方の情熱的な指導があれば、誰もが必ず合格できると信じています。

私の拙い体験記がこれから診断士を目指す皆さんのご参考になれば幸いです。


● 梨子田 桂子さん

合格を予想していなかったので、今のこの時期に「合格体験記」を書くというのも非常に難しく、自分自身多くの課題が残っている中、アドバイス的なことを書くのもためらいを感じます。私のこれまでの取り組みを具体的に紹介してはとも思いましたが、合格への道は 10 人の受験生がいたら 10 人の道があるようにも思うのです。そこで、スタート時点で全科目知識ゼロの状態であっても、前向きに正しく取り組むことでミラクルが起き、 2 年かかったとはいえ、1次全科目 6 割超、2次ストレート合格という結果につながるのだということをお伝えできればと思い、こういった視点で「合格体験記」を書かせていただきます。

 

知識ゼロがどれくらいのゼロかという点ですが、 1 次試験用のテキストはどれも読めませんでした。学歴は専門学校卒(旅行業)、受験経験は中学受験のみ。職歴は、二十歳から海外で就職・生活していたため、日本での職歴は 2000 年からと短かく、一般常識としての日本での職場環境等にも疎かったです。そのような中で通学を開始し、まずはテキストを丸暗記せよとの指導の元、膨大なテキストと多い科目数に気を遠くしていたくらいのゼロスタートでした。

 

■  財務会計の壁

簿記 2 級を克服に活用しました。 3 級は受けてません。最初から、 2 級に挑戦し、未だに受かっていませんが、受け続けました。毎朝簿記の問題を繰り返し解き、簿記試験の直前1〜2週間は他の科目の勉強を中断し、全力を簿記に集中させたりしました。おかげで、仕訳や BOX 図などを書かなくてもイメージできるようになりました。また 1 次対策としては、他科目と同様、過去問を何十回も解いたのですが、解説どおりに解くのではなく、少ない計算回数で答えを導く方法を研究する視点で取り組んでいました。計算力が増すというよりむしろ、仕組みを理解して効率よく計算する方法を編み出すというイメージです。 06 年の 1 次試験で 7 割以上とれたのは、この訓練の成果と思っています。

 

  暗記科目の壁

企業経営理論のマーケティング、運営管理全般、法務、情報、中小と暗記科目もたくさんありますが、覚えてもスグに忘れてしまうという悩みがありました。最初の頃は「書いて覚えなさい」という指導のもと、ノートの厚み数センチになるほど書いたものの、効果はなく、勉強時間を費やしても何も記憶に残っていない状況でした。その後、「忘れたらまた覚えたらいい」という全く違った視点でアドバイスをもらい、この 1 点で全科目突破できた感があります。繰り返し学習を大切にしました。人の脳は忘れるようにできていて、また忘れる周期があって、 1 日、 1 週間、 1 ヶ月という周期なのだという話も聞きました。このいわゆる忘却曲線に対応すべく学習計画を再設定しました。例えば、今日勉強したことを手帳などにメモっておき、翌日、 1 週間後、 1 ヵ月後に復習をするようにしました。逆に、今日の勉強メニューは、あらためて考える必要はなく、昨日、 1 週間前、 1 ヶ月前にやったことの復習をまずやるといった具合です。復習だけで終わってしまうことも多かったですが、知識の定着化には抜群の効果があり、結果として2次試験に必要な1次知識の蓄積にもつながったと感じています。

 

■  事例問題との対峙

「与件情報をよく把握し、整理して理解し、分析・提案する」ことが求められる2次試験には、 1 次の勉強と違い、その勉強法に唯一のものはなく、人それぞれの方法があるように思います。このため、あえて抽象的にどういう方針で事例問題の学習をしたかを説明したいと思います。

【何を信じるか?】

過去問の模範解答、合格者答案など、どれも同じものはない中、迷うことなく 1 点を見て学習をしていくにはどうしたらいいか? MMCの授業でも同じような考え方の説明があり納得したのですが、やはり出題側は一つの答えを想定しているはずだと信じることにしました。異論反論が飛び交う論点かも知れませんが、「自分は何を信じて勉強するのか」の指標として、私は答えはひとつだと信じることにしたわけです。その一つの解を求めるために、いろんな角度から過去問題を読み、解き、考え、仲間と議論しました。「イカ味の揚げせんべいをよく噛んで食べると味がよくおいしい」のと同じ感覚です。

【目標としたい解答】

数ある合格答案の中から、2つ、大好きな合格答案を見つけました。H 15 年合格者(女性)とH 16 年合格者(男性で先輩)、このお二人の解答は、難しい専門用語は一切使っておらず、とてもわかりやすく、それでいて診断士らしい説得力を感じたからです。いつか、こんな風に書けるようになりたいと思っていました。もちろん、 2 次試験当日、この二つの合格答案を持参しました。今日の自分はどこまでこの二人に近い答案が書けるだろうかと、そんな気持ちです。蛇足ですが、合格後、この先輩と今年の組織事例についての議論をし、初めて面白いとほめてもらうことができました。少しは近づけたようで、うれしかったです。

【あるべき解答像】

1 企業につき 80 分で診断しなければならず、設問等で制約が設けられ、文字数の制約もある。そして本試験で診断する企業はたったの 4 企業である。実質この筆記試験のみで能力を判定される。数多い中小企業を診断するための能力を身につけているかを判定するための試験で、こういった設計になっていることの意味を考えました。求められている診断士像を過去問を通じて模索しながら、自らが描いている診断士像を少しずつ重ねていくイメージです。また、いろんな診断士の先生方にも診断士って何をする人?という質問をしたりもしました。ある方が、会社の内部に光を当ててあげることとおっしゃっていました。業界情報や技術ノウハウなど、診断士が企業の社長や社員に勝る情報や知恵を持ちうることはきっとなく、ひょっとするとそのようなことはそもそも求められてもいないのではないか。逆に第三者という立場だからこそ、客観的な視点や、多面的な視点で企業の内部に光を当てる。診断企業の宝物を探してあげる。新しい風を吹き込んで一緒に深呼吸するようなことができると思いました。小手先の理論をかざして、一体誰がうれしいのだろうか?この点においては、今年の「出題の趣旨」を見て、少し近づけたかなと思いました。

 

■ MMC との出会い

受験生仲間から強く勧められ、説明会に参加、通学を決心いたしました。2年目の挑戦は、経済学1科目と2次試験への対策が必要でした。教えることのプロから、読み・書くことの基礎を仕込んでもらいたいという目的意識を持っていました。「鉄則」は、まさに「読み・書く」ことのガイドとなりました。「 MC サークル」は戦略策定マップ、情報を多面的に整理することに役立ちました。5月のステップ3までは、鉄則と MC サークルを習得することに集中して取り組みました。再回答は全部提出し、添削していただきました。6月〜1次試験までの間は経済学のみに集中し、なんとか2次試験への切符を勝ち取り、8月から再度 MMC に通学いたしました。直前期になって、自分を鉄則から解放してみた時期があります。9月頃です。途端、書けなくなり、落ち込み、スランプに陥りました。しかし、その中から、本当に本番ですべきことは何なのかということを考え、“与えられた鉄則”ではなく、“自分仕様の鉄則”の構築をすることができたように思います。その上で試験当日は、 100 %自分自身を諸ルールから解放してあげました。そうすることで、素直で自分らしい解答、上述の思い描いたあるべき解答像に向かって全力を出すことができました。試験後、自分のなかで想定していた合格レベルにはまだ到達できなかったと感じ、不合格を確信してしまっていたのですが、結果として 800 人以内に入ることができていました。

 

MMC では、最後の底力を振り絞るための体力作りをさせてもらったと思っています。

皆さんも、 MMC に合格をかけた信念を貫き、「鉄則」を体化して、合格を勝ち取ってください。

心の底から応援しています。

 

追伸;中小企業診断士になるための日々の取り組みはブログに日記として記録しています。私のつたないエントリーに対して、多くの仲間や先生方が心あるコメントを残してくださっています。モチベーション不足に陥った際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。

http://blog.goo.ne.jp/go_easy_nancy

● 田中 聡子さん

【はじめに】

両親や主人に「1年後には中小企業診断士っていうのになる!」と宣言?し、他の受験機関の“平成16年ストレートコース”に通い始めてから 4年と少し。こんなに長い受験生生活を送るとは夢にも思いませんでした。不合格を重ねるうちに「私にはムリなのでは?」と不安になったこともたくさんありました。でも、なんとか合格する事ができました。

4年間でいくつかの受験機関に通いました。これらの受験機関と比較しても、MMCに通ってよかったと心から思っています。その理由を中心に述べさせていただきます。 

 

【MMCを選んだ理由】

2回目の2次不合格が決まり、あと1回だけ挑戦することにしたものの、どうしたら合格に近づけるのかな、初学者ではないし、もう成績も伸びにくいかな。。。と不安だらけだった中、昨年の合格者の友人にMMCを勧めて頂きました。「中居先生が、私(彼女)と田中さんの解答って似ているって言ってたよ!私も合格したから田中さんもMMCが良いと思うよ!!」

 

クチコミのパワーってさすが、ですよね。

過去に模試だけを受験したときに、本科生でもないのに中居先生にファミレスまでつれて行って頂き、アドバイス返却を 2時間以上もして頂いた記憶が強く残っていたものの、学費の高さにちょっと迷っていた私の背中を押してくれたのは彼女の言葉でした。「ラストチャンスなら、悔いの無い学習をしよう」そう思ってMMCに通うことを決めました。

 

【MMCでよかったと思うこと】

•  何度でも再添削をして頂けたため、添削内容を正確に理解できたこと

 どの受験機関でも 1回の添削指導はしてもらえると思いますが、指導された内容を自分が正しく理解し、またそれを正確に答案に反映できる表現力をつけることが出来なければ「解きっぱなし」と変わりません。「わかったつもり」で終わる事を防ぐためにも「添削→解答の再提出→再添削」の繰り返しはとても有効でした。MMCの再添削制度により、様々な書き方を見ていただくことが出来ました。どの方向性で書くべきか迷ったときや、自分の解答を見直していて新しい論点を見つけてどちらが正解かわからなくなってしまった時には、解答用紙の余白に「こんな解答も考えたのですが、どちらがよいでしょうか?」などと解答と質問をつけ足したことも数多くありました。それらの解答と質問に対しても、先生方から丁寧なコメントが帰ってきました。「後から考えた解答の方が一貫性があって良いですね」と書き直しを評価していただくことがある一方、「初めの解答の方が素直で伝わりやすいです」と考えすぎてわかり難くなった解答にブレーキをかけていただくこともたくさんありました。また、「迷っているようですが、内容はどちらでも同じに見えます」というコメントをいただいたことも。再添削で解答の軌道修正を繰り返すことで、自分の解答のどこが良くてどこが悪いのかを徐々に理解してゆくことが出来ました。

•  当日に答案返却をしていただけるため、復習がスムーズだったこと

 MMCでは 1日に2事例を解き、午前中の事例は添削した上で当日返却して頂けます。また、返却は添削いただいた先生からの個別アドバイスつきです。当日解いた事例の成績がすぐにわかり、疑問点もその日に質問して解決できるため、復習がとてもスムーズでした。また、授業終了後、教室内で質問し切れない時は、教室近くのカフェなどで納得行くまで先生から説明をして頂くことが出来ました。モチベーションが高まり、「帰宅する前に復習しなきゃ」という気になって近くのカフェで再解答をつくったことも何度もありました。

•  他の受講生と切磋琢磨できたこと

 授業終了後、模範解答・自分の採点答案と一緒にその答練で1位だった方の解答のコピーが配られます。「 80分で書かれた優秀答案」には、模範解答より真似やすいかも、と思える文章表現がたくさんありました。また、このことで受講生同士が切磋琢磨しあい、授業終了後にお互いの解答を交換し、良いところを参考にし合うきっかけにもなりました。

•  過去問の添削(再添削も)をして頂けたため、本試験への対応力が向上したこと

 今年は「過去問と仲良くなること」を自分のテーマにしていました。ただし、やみくもに解いても成績が向上しないことは良くわかっていましたので、過去問も中居先生に添削をして頂きました。添削は各事例1〜 2回、苦手な生産事例は3回見ていただいたこともありました。過去に添削して頂いた解答と比較し、どこが良くなり、どこが悪くなったのかの確認を繰り返したことが書く力を養うことと同時に、過去問の傾向を把握し理解することに役立ちました。

•  財務講座が充実しており、点数の底上げに繋がったこと

 質・量ともに非常に優れていました。質の面では「 B/SとP/Lは究極どちらが重要だと思いますか?」など暗記ではなく本質を理解して憶えられる講義内容でした。また、答錬にはたくさんの引っ掛けが出題されます。設問と解答の単位がわざと違っていることなんて普通です。悔しいくらいどんどん引っかかってポカミスを連発してしまうのですが、失敗が悔しいほど「同じ過ちを繰り返すまい!」と強く記憶することが出来るので問題を解きながらポカよけを作ってゆく事が出来ました。ポカミスはゼロには出来ませんが、自分の陥りやすいところを事前に把握するだけでも随分減らすことが出来たと思っています。

 量の面でも、通常の講義のほかにも GWや直前特別講座で財務の特訓クラスがあり、繰り返し類似問題を解くことで財務のパターンを体得できました。経営分析は毎年必ず出題されておりますが、この書き方を金型化(パターン化)して身につけることで短時間で解答が導けるようになり、時間切れによる白紙もなくなりました。苦手だった財務の成績が向上するにつれ、模試全体の成績も上がってゆきました。

【今年の学習方法で良かったこと】

■過去問と仲良しになる

@ MMC生の友人をまねてH13〜H18の過去問を縮小コピーし、毎日持ち歩いていました。小さな気付きがある度に過去問を見て、疑問の解消や傾向の把握に役立てました。今年の事例1でマーケに偏った解答を書きそうになった時も、H15の焼肉屋の事例を思い出し、「マーケに見えても、組織で解くんだ!」と自分に言い聞かせてなんとか組織で書き切りました。

 

A組織やマーケなど事例の種類ごとに頻出の問題点と診断協会が目指しているだろう?解決の方向性のパターンをまとめました。まとめているうちに、問題点が「直取引でないことによる低収益性・情報不足」や「環境変化(例えば自社の成長)への対応不足」であったり、改善の方向性が「経営の自立」「LTVの向上」「直営店の活用」であったりと、類似の論点が何度も出ていることに気付き、それぞれの対応策をまとめたりしていました。このことも、今年の事例Tで直営店とテナントの違いを問われたり、直営店の活用法を問われたときの対応などに役立ちました。

 

■財務は毎日

過去問や答錬の他に、上述した財務会計 GW特訓講座(計62問)や、直前財務講座(全9事例)を3回位ずつまわしました。これらの中の単純な計算だけの問題は隙間時間を活用して更に何回も解きました。計算問題は2次試験の中で唯一満点が取れる分野です。1点が合否を分ける試験の中で、計算問題の失敗は命取りだなぁ、と考えていたからです。同じ問題も2回、3回と解くうちに解答スピードが上がって解くのが楽になります。これらを続けるうちに、去年まで苦手だった財務が徐々に点取り科目になってゆきました。

 

■蛍光ペンで因果を「見える化」

 解答の見直しに 4色の蛍光ペンを使いました。切り口(グリーン)、キーワード(ピンク)、与件引用(黄色)、題意対応箇所(オレンジ)と模範解答と自分の解答を色分けし、「○○面では“与件”のため、“キーワード”することで“顧客関係を強化する(題意)”」など 因(与件)→果(キーワード入り解答)になっているか、切り口が明確か、などの確認に役立てました。

 色分けは、切り口やキーワードの復習時にも「ピンクだけ探す」などが簡単にできて便利でした。

【終わりに】

どの受験生も合格に向けた努力の量は変わらないのだと思います。でも、そのベクトルが合格の方を向いていなければ、どんなに努力をしてもゴールには決してたどり着けません。去年も決して手を抜いたつもりはなかったのに、どうして成績が伸びなかったのか、それは間違った方向へ向かって勝手に走っていたからではないかな、と思っています。合格へ向け、正しい方向へ、つまり質の高い学習方法を教えて頂き、道を間違えないように丁寧に見守ってくださる先生方がいらっしゃったからどうにか合格までたどり着けたと思っています。

 

本試験のときも、事例T・Uのあまりの出来の悪さに愕然となりました。頭が真っ白になり、お昼休みに明治大学の入り口でしょんぼりしていた私を励まし立ち直らせてくれた友人や、半べそな私を見つけて電話を下さった先生方がいらっしゃったから何とか立ち直り、今までやってきたことを「試験会場においてくる」ことが出来たんだと考えています。

 

元気なときも落ち込んでいるときも本当に親身になってくださった先生方、それから一緒に切磋琢磨してくださったMMC生の皆さまにお会いできてここまでこれました。心からお礼を言いたいと思います。 1年間、本当にありがとうございました。


● 茂手木 崇さん

2007年 12 月 26 日、中小企業診断士の資格を取ろうと学習を始めてから 3 年。

診断協会のホームページで自分の合格を確認した瞬間、何とも言えない感情が心を揺さぶりました。長いようで短かった 3 年間、短いようで長かった 3 年間、いろんな思いが一瞬にしてよみがえりました。

正直なところ、うれしいというよりも「ようやくスタートライン」に立てたという気持ちが非常に強かったです。それぐらい待ち望んでいた合格でした。

 

今回、 MMC で合格体験記を書かせていただける機会に恵まれ、今までお世話になった先生方への恩返しという思いと、後に続く受験生の方に少しでも私の経験が役に立てればという思いから、 MMC で学びながら考えたことを中心に記させていただければと思います。

 

【受験歴】

2005 年  1 次試験合格・ 2 次試験不合格(大手受験校のストレートコースに通学)

2006 年  2 次試験不合格( MMC2 次マスターコース A 通学)

2007 年  1 次試験合格・ 2 次試験合格( MMC2 次マスターコース Z 通学)

 

【号泣で始まった 3 年目の挑戦】

2006 年、診断士試験の勉強を始めて 2 年目。

MMC で学習を始めた最初の年の 2 次試験の結果は不合格。

この年は、自分でもよくやったと言えるくらい勉強していました。

毎週の講義後にクラスメイトとスタバが閉店するまで勉強会、全講義の再答案提出、過去問分析、早朝学習、深夜学習・・・。

これだけやったんだから絶対受かるだろうと思った反面、不合格になる要素も実は少し認識していながら合格発表を待っていました。

しかし、実際に不合格という結果を見て MMC に電話で報告したときには、中居先生と阿部先生に泣きじゃくりながら報告してしまいました。

今思えば、なんであんなに泣いたのだろうと思うのですが、当時は、人一倍学習したという自負と、それを支えてくださった MMC の先生方に合格を報告できなかったことの申し訳なさ、次の受験は 1 次試験から再スタートになるという不安等、色々なことが一気にあふれ出たからなのではないかと思います。

ただ、泣きじゃくりながらも「来年も MMC で勉強させてください。」とお願いをしていました。 MMC での学習が、私にとって大切なものを築き上げてくれていると当時から確信していたからです。

こうして、私の受験生活 3 年目は号泣からスタートしたのでした、

 

【本質を捉える学習】

3 年目の最初の授業で前田先生とクラスのみんなでなぜ自分が不合格だったのかを議論しました。

そのときに、私は自分の学習が、「@知らず知らず過去問の模範解答の暗記になっていた、A学習時間の長さに満足していた」という点をはっきりと認識しました。

実は、前年の本試験直前に過去問の模範解答を覚えてしまっていた自分に少し不安を抱いていたので、自分の不合格の原因の分析はシンプルに行うことが出来ました。ただ、私の分析に前田先生がより深みを与えてくださったことで、今後の学習の進め方をより具体的にすることが出来ました。

不合格の分析を基に自分の学習戦略を立てていこうということになり、前田先生からこんな言葉を頂きました。

「診断士として通用するような勉強をしているか?合格するだけの勉強なんて意味がないし、そんな勉強じゃ合格できないよ。将来診断士として活躍するための勉強をしなさい。」

これまでの私は、試験のための学習をしていたに過ぎない、将来診断士になったときに役に立つような勉強になってない、つまり今のままの学習では資格を取っても意味がないんだな、と前田先生の言葉で目が覚めた思いでした。

また、中居先生がおっしゃっていたことも思い出しました。

「お客さんは、 1番良い提案をするコンサルタントのところにしか相談に行かないでしょ。だから、受験生時代は常に1番を目指したよ。事例問題も受験勉強じゃなくて仕事って考えたら、やっぱり誰にも負けない良い仕事をしないとお客さんが付かないよね。だから、考えて考えて考え抜くんだよ。」

 

以上から、私は 3年目の学習指針を以下のように決めました。

•  事例企業のあるべき姿・目指す方向性を納得いくまで考える。

•  答練・模試では、 1番を取り続ける。(事例企業に対し1番良い提案をし続ける)

 

「診断士として企業の抱える問題を解決する能力を確認する試験」という診断士試験の本質を、このときようやく理解したように思います。

 

【具体的な学習方法】

@1次試験

3年目で、1次試験からの再スタートとなった私は、とにかく1次試験を突破しないことには話にならないと思い、MMCの講義があるとき以外は1次試験の学習に集中していました。

ただ、そのときにも 1次試験の知識が2次試験でどのように使えるのかを常に考えながら学習していました。

2年振りとはいえ、1次試験は一度は学習したことがあるので、テキストを読み込むことと並行して、MMCの1次答練の問題や大手受験校の答練、そして問題集を繰り返し繰り返し解くことで知識を再定着させていきました。ただ、苦手科目の経済学は阿部先生に基礎から徹底的に教えてもらいました。阿部先生の直前の経済学の特別講義で、わからないことも丁寧に何度も解説してもらったため、苦手な経済学もなんとか人並みぐらいになって本試験に臨めました。

 

A2次試験

1次試験を受けなくてはならなかったため、 2次試験の学習は、講義の時間とその復習程度しか出来ませんでした。

ただ、前田先生が「調査→分析→診断」の診断の流れで与件文と向き合うことの重要性を何度も示してくださり、再答案を書くことよりも、「環境分析を行い、問題点を抽出し、課題を発見し、改善策を考えていく」というようなことを何度も繰り返していました。

この学習方法は、結局2次試験の当日まで変えることなく行いました。

1次試験が終わってからは、上記のような方法をさらに丁寧に行いました。 1つの事例を分析するのに最低4時間、多いときには1日がかりで分析結果から改善策の提案までをノートに記していき、つねに自分なりの診断報告書を作る意識で事例と向き合ったのです。

前田先生は、それまでの答練で私が過去問の模範解答に縛られた答えを書いていたので、「模範解答なんか見るな!模範解答をぶち壊せ!」とおっしゃって、自分で解決策を考えていくことの大切さを常に私に教えてくださいました。

結局、模試、答練、過去問等、3年目の学習では模範解答はキーワードを拾う以外はほとんど見ませんでした。また、設問に沿って解答を書くということもほとんどせず、ただひたすら与件企業の問題点の抽出、課題の発見、改善策の提案をノートに書き綴っていきました。

 

【学習の効果】

MMCでは、個々の性格や能力に見合う学習方法をアドバイスしてくれます。

私は、自分で考える能力が不足していたので、合格した年の1年間はひたすら自分で考える能力を高める学習に明け暮れました。そして、自分の学習の成果を模試で確認し、先生方に学習方法や自分の考えについてアドバイスを頂きながら修正を重ねていきました。

結果的に、4回あった模試で 5位→1位→2位→3位と好成績をあげることができ、模範解答と答えが違っていても、論理的に与件企業の実態に沿った具体的な提案が出来れば得点がきちんともらえるんだという自信にもつながりました。

そして、この学習で掴んだ自信は本試験でも大いに役に立ちました。

試験本番は、どんな問題が出るかわかりません。しかし、常に診断の流れに沿って自分で解決できるような学習を続けていれば、想定外の問題でも対応できるんだと、本試験の最中に強く感じることが出来たのです。例年と問われ方が変わった 2007年の本試験において、MMCで教わった「診断士として通用する学習をすること」が活きた瞬間でした。

【学習仲間】

MMCは少人数制の学校です。

そのため、お互いに切磋琢磨しあいながら高めあっていける大切な仲間と出会うことが出来たのも、私にとって大きなメリットでした。

MMCで最初に入ったクラスでは、クラスメイトと勉強会を実施し、毎週の講義の後、講義が行われていた御茶ノ水近辺の喫茶店で夜10時過ぎまで答練の問題や過去問に関する議論をしました。そこで、新たな発見や自分の考えについての意見を聞くことは、大変勉強になりました。

また、合格した 3年目のクラスでは、仕事が忙しい中でも勉強をしている仲間たちに刺激され、「絶対に仕事が忙しいことを言い訳に出来ない。」と思うようになりました。

みんな忙しい中、目標に向かって寝る間も惜しんで学習をしています。そんな仲間たちに刺激され、私も前年以上に隙間時間や休日をフルに使って学習をしました。

私は、 1次試験の直前の6月に転職をして、新しい環境に慣れることや仕事の忙しさなどで、学習環境的には前年よりも厳しくなりました。そんな中、学習を続けることが出来たのは、忙しさや環境を言い訳にしない仲間たちの存在が大きかったのです。

 

【先生方】

MMCの先生方は、皆熱い情熱をもって接してくださいました。

どの先生も、「診断士として通用する学習をしているか?」という視点で答案の添削や相談に乗ってくださいました。 こちらが全力で臨めば臨むほど、それ以上の熱意と丁寧さをもって指導してくださいました。そしてなにより、前向きに学習に取り組めるよう、時には優しく、時には厳しく指導してくださったことが合格につながったと確信しています。

また、コンサルタントとしてのあるべき姿を教えていただき、感謝してもしきれないくらいです。

 

【最後に】

MMCは、先生方が一人ひとりの個性を把握していて、講義の場ではどの先生も声をかけてくれます。また、クラスメイトも然りです。 こうした先生方や仲間のいる環境で学習が出来、合格できたことは本当に良かったと思います。

そして何より、受験勉強ではない本質的な学習の方法を学べたことが大きかったのです。

MMCでの最初の年、講義の時間では足らず、喫茶店で中居先生に添削指導を受けていたときに、 「この店どう思う?何が経営課題になるかな?立地は?競合は?客単価は?売り上げを伸ばすにはどこをどう変えたら良い? ほら、勉強なんてテキストがなくてもいつでもできるんだよ。普段良く行くお店や何気なく入ったお店を見て、それで自分なりに診断するのも勉強だよね。だから、忙しくて勉強する暇がないなんてのは理由にならないでしょ。診断士の受験生は勉強してない人が多いよ。」とおっしゃいました。

また、前田先生は常々、「私は診断士として通用する人間をたくさん送り出したいんだよ。試験はいつか必ず受かるものだから、それよりも診断士としてすぐに活躍できる人間を目指して学習しなさい。」とおっしゃっていました。

これらのことで、 MMCの目指す方向に強く共感出来たのを今でもはっきり覚えています。

特に、合格した年は勉強をしながらこの2つのことを何度も何度も思い出しました。


診断士として向き合う企業に模範解答はありません。

ある程度のセオリーに従うことはあっても、自分の能力で解決していかなければ前に進まない。そのために、学習をしていくということ。

当たり前のことですが、受験勉強という枠組みで捉えてしまうと「診断士に足る資質を見極めるための試験」という診断士試験の目的をつい見失いがちになってしまいます。

「何のための試験なのか、そして、自分がどんな診断士になりたいのか。」

このことを明確に意識できた年、私は中小企業診断士試験に合格することが出来ました。

そして、そのことに気づかせてくださった MMCという学校に出会えたこと、情熱のある先生方に出会えたこと、かけがえのない仲間に出会えたこと、本当に感謝しています。

 

念願かなって、ようやく立つことのできたスタートラインに立つことができました。 MMCで学んだことを活かして、次のステージでも前向きに活躍できるようがんばろうと思います。

本当にどうもありがとうございました。

● 海上 多門さん

私は平成18年半ばより勉強を始め、幸運にも約1年半の学習期間で合格することができました。初学者の私が短期間に合格することができたのは、何よりもMMCの諸先生方の「親身なご指導」のお蔭と感謝しています。「先生の教えの通りに学習していたら合格してしまった!」というのが正直なところです。   

ですから、体験記・・と言えるような素晴らしい内容を書くことはできませんが、合格までの経過をお話し、これから受験される皆様のご参考になれば幸いです。

 

T.受験動機

 私が「中小企業診断士試験に挑戦してみよう!」と、MMCの門を叩いたのは平成18年5月のことでした。一次試験の締め切りの前々日だったと記憶しています。

 動機は、ある取引先の方が診断士に合格され、私にも資格取得を強く勧められたことでした。

私はその頃、業務用食品メーカーの営業職についておりました。営業は、ユーザーである食品メーカーに対して、単に商品紹介のみならず、その会社の課題や問題を解決する「コンサルティング営業」であるべきだ・・と、年を重ねるごとに強く感じておりました。

従来より業界での経験や知識などを武器として、ユーザー各社に対して商品開発面、販売促進面での企画・提案活動を頻繁に行っておりました。

しかし、小規模なユーザーになればなるほど、新商品開発以外の問題点に出くわすことが多くなり、それらの問題解決をお手伝いする能力を身につける必要性を強く感じていた時でもありました。前述の取引先の先輩が、実際にご自分のユーザーを経営面でお手伝いをされている姿を目の当たりにし、「自分の思いを実現するのには有効な資格である」と、確信しました。また、平成18年4月より企画部門に異動したこともあり、まずは「試験に受かることよりも内容を自分の物にしよう」という気持ちで勉強を始めました。

 

U.合格までの経過

 @一年目 (平成18年受験)

  試験のスキームや日程などを全く調べずに「思い立ったが吉日」とばかり、MMCの門を叩いてしまった私に、先生方は親身に相談に乗ってくださり、準備期間が2ヶ月間と短い中、来年に向けての練習を兼ねて1科目(企業経営理論)合格を目指し、8月の一次試験に臨もうということになりました。幸運にも勤務先がMMC葛西教室の至近距離にあり、先生のご都合の付く平日の夜に教えて戴きました。

その年(平成18年)は、試験制度が変わり、一次試験に科目別合格制度が導入された年であり、勉強した企業経営理論と経営情報システムの2科目合格することができました。経営情報システムは全くノーマークでの受験でしたが、学生時代からコンピュータ関連には興味があり、広く浅くではありますが知識を持ち合わせていたことが合格に繋がったと感じています。

また、準備をしなかった科目も全科目受験したことにより、試験場の雰囲気や2日間の時間の流れなどを体感できたことは、次の年の一次試験受験においての、気力や体力配分などの面で大きなプラスとなりました。

A二年目(平成19年受験)

  一次試験で2科目合格した後は、11月より勉強を再開しました。経済学・財務会計・運営管理・経営法務の順に翌年(平成19年)の4月中まで平日夜の講義を受講しました。また、先生の勧めで週末開催の「二次試験対策マスターコース」を1月〜5月中まで受講(途中行われる模擬試験も受験しました)。今思えば、この期間に二次の勉強も同時並行的にしたことは、スケジュール面で非常にハードではありましたが、一次の勉強とのシナジー効果で効率の良い学習ができたと思っています。

6月と7月の二ヶ月間は一次試験の勉強に専念。8月初旬の一次試験終了後、お盆休み中から二次の直前対策講座に復帰し、9月下旬の模試まで毎週講座に通いました。その後本試験までは家庭学習に専念し、合格を戴くことができました。

 

ここまでの話だけですと、非常に順調な経過のように感じると思いますが、どの科目も初めて勉強する初学者の私にとりましては「綱渡りの連続」的な1年でした。崖から落ちず辛くも命からがら渡り切った・・・というのが正直な印象です。常に学習計画は遅れ気味、覚えたはずの事を忘れてしまう、など自己嫌悪と自信喪失との戦いでありました。その中で頑張ることができたのは、MMCの先生方の親身なご指導、そして二次の講座でライバルでもある熱心な受講生の皆さんと一緒に勉強をする雰囲気に浸れたこと、が大きな原動力だったと思います。

V.勉強方法

次に、安全に合格できる能力を持ち合わせていなかった私の事例がご参考になるかどうか疑問ではありますが、勉強方法についてお話します。

まず、生活面での決意としては平成19年の正月より、

(1)休日はできる限り学習に専念すること、

(2)平日はできる限り飲みに行かないこと、

という当たり前とも言える目標を掲げ、概ね実践できたと思います。

@ 一次試験(平成19年受験の5科目)

  財務会計に関しては、先生の教え通り「体で覚える」勉強を心がけました。二次でも財務は勝敗を分ける重要な科目ですので、簿記から始まりキャッシュフロー計算書、CVPなどなど、基礎的な計算問題を繰り返し練習することを最も心がけました。最も学習時間をかけた科目です。

  経済は、初めて学ぶことばかりで授業の時には理解したつもりでも、帰りの電車のなかで読み返すと、わからなくなっている・・・という情けない繰り返しでした。先生には何度も同じ質問をしてしまい、ご迷惑をおかけしました。この苦手科目克服のために五月の連休に開催された経済の特別講座にも出席しましたが、その頃から全体像が見えてきて脳ミソに定着してきたような気がします。二番目に時間をかけた科目です。

  運営管理は自分にとって比較的馴染みやすい内容であり、楽しく学習ができました。また、経営法務も暗記中心の科目ですが、従事している仕事とも関連することもあり、興味を持って勉強することができました。特にこの二科目は、実際の仕事面ですぐに役立つ内容も多く、授業を受けた次の日には自分の業務に活用できたことも多くあり、あらためて勉強不足だったことを痛感し、受験を決意したことが間違っていなかったことを確信しました。

  最後に、中小企業経営・政策ですが、これも先生の教え通り最後の1ヶ月半で集中して暗記をしました。これはもう「やるしかない!」という気合でした。

A 暗記ツールの紹介

 一次試験前、2ヶ月は徹底的に全科目を暗記することに専念しましたが、その時に非常に役立ったツールが、コクヨの「メモリボ」という電子単語帳です。学生時代にお世話になった、100枚綴りの単語帳20冊分の内容が、小さな本体の中に入ります。内容は、パソコンで自由に入力・変更が可能で操作はとても簡便です。全科目に活用しましたが、財務は計算式や計算方法や語句を、経済は項目ごとの要点を40文字以内に要約し、すべて入力しました。一項目40文字まで入力できますので、要点を40文字以内にまとめる練習にもなり、二次試験の解答作りのトレーニングにもなったと思います。特に白書の暗記には役立ちました。白書に付いているCDロムから、重要なグラフのタイトルを問題側に、そしてそのグラフが意味する内容・要点をコピーして解答側に入力すると、あっという間に暗記ツールが出来上がります。満員電車の中でも、(会議中も?)いつでも身につけていられる点が、学習時間を十分に取れない受験生には有効だと思います。いわば私のサブノート的な存在でありました。

B 二次試験

 前述の通り、平成19年1月より5月まで土日開催の「二次試験対策マスターコース」(以下 二次対策講座)を受講しましたが、一次と並行して学習していたため、この時期の二次の学習はこの授業時間内のみと決めていました。これも中居先生の教えでした。そのかわり授業では一番前の席を陣取り、10時から17時までの授業内容を集中して聞き漏らさないことを心がけました。受講生の皆さんのレベルの高さに毎回刺激され焦りも感じましたが、まずは一次に受からなくては二次に進めないのですから、作戦通り遂行することにしました。振り返ってみますと、二次対策講座では答練を含めた授業のなかで、試験問題との戦い方を体で感じ取り、自然と筆記試験への対応力が身についていたと思います。5月までの間、毎回の答練や2回の模擬試験もありましたが、日々の復習もしていなかったので、成績は常に満足のゆくものではありませんでした。しかし先生が毎回おっしゃる「4つの基本」だけは身についたと思います。おそらく一次試験終了後より始めたのでは間に合わなかったと思っています。

二次対策講座は心身ともに疲れはてる一日でしたが、先生方が授業の中でお話される実際の診断事例などが興味深く、授業に出ることが楽しみでもありました。また、大学を卒業して以来、この様に集中して勉強をすることなど無かった自分には、とても充実感を味わえる一日でありました。

 さて、一次試験の自己採点結果が、辛くも合格できそうな状況であったので、8月中旬より毎週一回の二次試験の対策講座に復帰しました。今度は二次に専念できるので、各科目のキーワードを抽出したり、表現方法などを箇条書きにしたり・・と準備はしましたが、筆記試験の特性上、表現力などは一朝一夕には向上せず、思うように点数は上がらずとても焦りを感じました。「今年は間に合わないかな・・・」という気分にもなっていました。

そのなかで、自分が理系であることも考慮し考えました戦略は、文章の表現力などがそれほど問われずに、しっかり点数を確保できる財務を徹底的に学習することでした。9月に行われた、「財務会計徹底特訓講座」にも参加し、中居先生がお作りになった9事例を一日3事例、3日間でこなしました。財務を一日3事例・・というだけでも大変なことですが、なかにはとても難しい問題もあり、気力・体力勝負の講座でした。しかし、その9事例を中心に徹底的に繰り返し問題を解き直したことにより、「財務が体に染み込んだ」ような気がします。お蔭で、本試験では計算問題はすべて正解をすることができ、合格の原動力となりました。実際、直前二ヶ月は他の3科目は過去問題を少し解いたくらいで、学習時間の大半は財務に費やしていました。

 

W.本試験

 二次試験では、以下の点に気をつけて試験に臨みました。

@当日の体調を最高のレベルに持ってゆくため、1週間前からは睡眠時間を十分にとることを心がけました。

A4科目とも、「空白は絶対につくらない」ことを心がけ実践しました。

B解答は、背伸びをせずに「素直な解答」を心がけ、キーワードは使いこなせる範囲のものだけを使用しました。

C財務を最重要科目としていたため、体力配分を調整し、4科目目の財務まで気力を保つ努力をしました。(できなかった科目のショックを引きずらない)

 

X.謝辞

 以上のように、予期しなかった合格を勝ち取ることができましたのは、何よりも「MMCの先生方の教え通り戦い抜いたこと」が一番だと思います。私に合った個別の学習計画を立ててくださり、日々個別にご指導戴き、また戦い方についても「単純明快」なアドバイスを戴きました。素直にその通り実践したことが勝因だったと思います。他の受験機関のことは何も存じませんが、MMCを選んで本当に良かったと思っています。

この場をお借りして、先生方に厚く御礼申し上げますとともに、今後も更に精進したいと思いますのでご指導の程、よろしくお願いいたします。

また、講座のたびに弁当を作ってくれた家内、中学受験を目指し励ましあいながら一緒に勉強をした娘、温かく見守っていただいた周囲の皆さんにも感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

 これから診断士を目指される皆様も、ご自分の力を信じ、目標に向かって突き進まれることをお祈りし、合格体験記とさせて戴きます。


● 木下 文彦さん

MMCで勝ち得た栄冠

診断士資格の取得を決意し学習を始めて約 2 年半。 1 年目は別の受験機関に通学しストレート合格を狙っていましたが、力及ばず 2 次敗退。

2 年目に MMC に通学し念願の診断士試験合格を果たせました。

 

MMCとの出会い

1 年目の 2 次対策の第 3 回目模試でアドバイスつき答案返却を受け、真っ赤になった答案と懇切丁寧なコメントに感動したのが MMC との出会いです。

このときに初めて MC サークルを教えていただき、第 4 回模試・財務解きまくり講座も受講しましたが、先生のご指導を消化する時間もなく 2 次で敗退しました。

 

■リベンジを決意し MMCに通学

模試と解きまくり講座で MMC の良さがわかっていたので、迷うことなく通学を決めました。

MMC の良さは

@少人数制であること

A課題がリアルタイムに把握できること

です。

「少人数制」のメリットは、

@受講生同士が打ち解けやすく情報交換がしやすいこと

A講師の先生との距離が近く効果的な指導を受けやすいこと

です。

「課題の把握」についてですが、 MMC では 1 回の講座に出席される講師は3〜 4 名で受講生7〜8名に一人講師がつくことになります。指導面で、各受講生にあった個別指導に近い体制が組まれており、自分にあった効果的な指導を受けられることにあります。

 

学習方法

基本的には MMC のカリキュラムに沿って予習・復習を行っていました。

2 次の学習は「量より質」といわれますが、私は「量が質を高める」と思い

@ 1 ヶ月平均 120 時間の学習時間

Aとにかく書いて考えること

に気をつけていました。

@の「学習時間へのこだわり」を持ったのは、 1 年目の事例Uで有形資源・無形資源を切り分けて解答に落とし込んでゆく過程でパニックに陥って C 判定になった苦い経験にあります。

そんなときにパニックに陥らないためには「自分は持てる時間のすべてを学習に費やしてきた」という自負が必要ではないかと思っていたからです。実際、今年の 2 次ではその経験が生き、パニックになることもなく淡々と事例を解くことができました。

また、通勤時は自作 A5 ファイルノートの読み込みを行い、仕事が営業のため移動中の電車の中や、ちょっと時間が空いた時には駅のベンチで A4 のクリップボードをひざに広げ事例の再解答をしていました。

Aの「とにかく書く」ことについては、 講座で行われる事例の再解答はもちろんのこと、過去問の解答も添削していただき書いて書いて書きまくることを実行していました。

最初は 40 点や 50 点台の解答も、 2 回・ 3 回と再提出し 70 点以上取れるまで提出していました。

このときに、事例の講評時に配られる 1 位の人の答案や受講生仲間でコピーし合った答案、模範解答などを比較して、何をどのように表現すればいいのかを考えていました。

春ごろまでは、「題意の把握が不十分」とのコメントをいただくことが多く、その後「因果」「切り口」「キーワード」と書かれるコメントが変わって行くと同時に、その時点での課題がはっきりと判ることが大変心強く思いました。

この「題意・因果・切り口・キーワード」は MMC の答案作成で重点的に指導されることですが、自分の血肉となるように何度も何度も繰り返し解答しました。

 

学習目標

月当たりの学習時間と共に重視していたのは、上位20%へのこだわりです。

模試の順位はもちろんのこと、講座ごとに実施される基本知識確認テストと午前・午後各1事例の順位にこだわって、上位20%となるためには何位までに入らなければいけないかを、講座ごとの出席人数から毎回計算していました。

この目標をクリアできたのは半分くらいでしたが、具体的な目標順位を決めて励みとしていました。

 

記憶に残る言葉

通学していていくつかの忘れられない場面がありますが、次の 2 つは特に記憶に残っているものです。

@「ちょっとくらい点が取れなくてもそんなに落ち込むことはないんですよ。だって、落ち込むほど勉強しているわけじゃないじゃないですか。」

これは講義のときに先生から言われた言葉です。特定のひとを指していった言葉ではないのですが、「ねえ、木下さん」って言われているみたいで頭をガツンと殴られたような衝撃がありました。確かに「落ち込むよりももっと勉強して見返してやろう」という気持ちにさせる、温かい言葉でした。

A「一旦ゼロに戻そう。今までやってきたことを全部やめて、新しく作り直そう。大丈夫、今までやってきたことは無駄にならないから。」

これは、私がスランプに陥っていたときに先生からかけていただいた言葉です。解答方法など自分で工夫してやってみたことが空回りしているときだったので、救われる思いがしました。「ちゃんと見ていてくれる人がいる」、それを感じたときとても心強く思い安心して学習を続けられました。

 

受講料に見合う以上の価値

MMC の受講料はほかの受験機関に比べてちょっと高いかもしれませんが、私はそれに見合う以上の価値があると思います。

なぜなら、自分の納得が行くまで何度も添削してもらえますし、個別アドバイスによる答案返却などによって受講生のレベルにあった指導をしていただけるからです。経験豊富な講師による個別指導ほど効果的な学習方法はないと思います。

つらい時には、個別アドバイスでいただいた先生方の言葉を思い出し、コミュニケーションペーパー「明日のために」を何度も読み返して元気付けられ、前向きな気持ちで学習を続けられたことが合格の大きな要因だったと思います。

 

最後に

この 1 年間ご指導いただいた先生方と、お互いに切磋琢磨できる受講生仲間、そして文句も言わず協力してくれた妻と二人の娘に感謝しつつ、私の合格体験記とさせていただきます。


● 村上 ともやさん

●はじめに

5 年目の受験にて、ようやく、合格を果たすことが出来ました。大手の予備校に何年も通っていましたが、毎年、もう1歩のところで涙を呑んでいました。自身の足りないところを探して、 H19 年は MMC に通うことに決めました。勉強時間が大量には取れない私にとっては、@ 答案の即時採点 による即時の復習実施、A表現力の低い 文章力をアップ させてくれる指導、この 2 つがなければ、私の今年の合格はなかったと感じています。

 

●中小企業診断士を受験した動機

 社会人 5 年を終え、将来のキャリアプランに不安を覚える頃でした。その時点での自分の強みをさらに強化して、活かしていける資格は何かと調べ、中小企業診断士という存在をしりました。 IT の中でコンサルタント力を高めるためには最適であると判断し、受験を志しました。 5 年働けば、教育給付金の受給が可能になるというのもありました。 ( 笑

1 人では、続けられない可能性があるため、これはと思う友人に声をかけて、一緒に勉強を始めることにしました。まさか、あれから 5 年もかかるとは・・・

 

● 1 次試験対策の学習方法

 初学時に、 1 年間、しっかり予備校に通い、理論を学びました。そのため、後はひたすら、各出版社から発行される問題をやりまくることで、合格に結びつけることが出来ました。

1 次試験は、 2 次試験と違って正解が発表されるため、 過去問にこだわらず 、市販の問題集で体系的に取組む方が理解しやすいと考えています。ただ、たくさんの問題集をやるより、 2 冊くらいを複数回まわすことが重要と考えます。また、得意科目は作っても、苦手科目だけは作らないように意識をする必要があります。私も、苦手科目 ( 経営法務 ) で足切にあうなど、苦労させられました。簿記が苦手であれば簿記検定、法務が苦手であれば経営法務などの周辺資格を勉強することで苦手意識は克服できるのではと思っています。

 

● 2 次試験対策の学習方法

3 回も失敗を重ねたので、これが正しいやり方だと私は宣言する資格がありません。しかし、毎年、落ちた後に自分に足りないものを探して補う訓練をしていくことで、合格につなげることができました。

@ 1-2 年目には、ひたすら、多くの事例問題に取り組み、解答をたくさん書くことを心がけていました。その結果、 30 分あれば十分解答を作成できる「書く」力がつきました。

→とにかく、書けばいいというふうになり、全体として整合性のとれない解答になってしまいました。

A 3- 4年目には、落ちるのが怖いので、 リスクの低い解答 を作ることを心がけていました。 ” 与件の裏返し作戦 ” 、 ” たくさん盛り込み作戦 ” です。他の勉強仲間の解答をたくさん読み、良いと思われることをどんどん取り込んでいきました。

→キーワード採点には引っかかるが、全体として読みにくい解答になってしまいました。

B合格年である今年については、「読む力」を身に付けるため、ひたすら過去問を読み返し、解き返しました。毎年、様々な事例企業が登場しますが、中小企業診断士として求められる要件は変わっているとは思えません。過去問から得ることができるポイントを 6 年間横断的に把握することで、「読む力」に合わせて、「考える力」を得ることが出来たと思います。

 併せて、 MMC にお世話になることで、「書く力」を向上できました。私の以前までの「書く力」はスピードと、盛り込みの 2 点でした。いかにわかり易く、相手、すなわち採点の先生、ひいては事例の社長に読んで頂いて、すぐ理解して頂く文章を作成するのは、 MMC がピカイチだったと感じています。

 

● 2 次合格のために特に留意した点

 「読む」「考える」「書く」の能力が求められる試験ですが、当日の 80 分の時間の中では「考える時間」は ないといっても過言ではありません 。個別設問を深く考えた時点で、その事例を、全体的に理解する時間はなくなってしまいます。

 合格するためには、試験の前までに十分な準備をして、@ 知識や過去問ノウハウの引き出し をたくさん作り、A 即時に引き出し が出来るようにする、ことがポイントだったと感じています。

 与件を読むと、自然と色んな情報が頭の中から溢れ出して来る、この状態を作る必要があります。

 

●合格のよろこび、不合格の経験

@ 1 年目は、 1 次を通ってほっとしたこともあり、 2 次に対しては明らかに力不足でした。

A 2 年目は、 5 年間を振り返っても、 2 次に集中でき、一番勉強した年でした。それだけに落ち込みは激しく、どうしたらよいのかわかりませんでした。

B 3 年目は、 2 年目の後遺症を引きずったまま、 1 次を再度受験し中途半端な対応をしてしまいました。その結果、楽観視していた 1 次で失敗し、呆然自失となりました。受験自体をやめようかと、数ヶ月考えましたが、やはり、自分は診断士になって、色んな人の役に立ちたい、かつ、この数年の機会損失を取り戻さなくてどうするのだと思い返し、合格するまで一生受け続けることを誓いました。

C 4 年目は、 ABAA の結果を得て、ショックではありましたが、あと少しで手が届くところまで来たのだとポジティブに捉えることができました。

Dそして、 5 年目。合格を確信していましたが ( 毎年確信していましたが ) 、合格掲示板を見て、涙が止まりませんでした。たくさんの人に、電話をしたり、頂いたりの中、言葉に詰まって、ろくにお礼も言うことが出来ませんでした。

 良い友達と良い講師に出会う、自分に足りないところを謙虚に探す、あきらめずにやる、この 3 点が実施できれば H20 の試験では、皆様の合格は間違いないと確信しています。

 

最後に、 MMC の講師の方々、そして一緒に勉強していただきました方々へ、ありがとうございます。 そして、これからもよろしくお願いいたします。


● 西田 純さん

他校の学習で合格への道筋が見えない中、 MMC の方法論に魅力を感じて移籍(?)、でも 1 年目は財務の大ポカで合格できませんでした。考えてみれば答練でも計算ミス等を直されることが多かったのですが、長いこと PC に依存して自分の脳で計算をしなかったことのツケが露になった経験でした。そこで私がやったことは「 100 マス計算」「電卓 3 級教本」による、計算力のトレーニングと電卓ミスの予防でした。いまやオフィスでも古典芸能と化した感がある電卓ですが、 CF 表などで時間がなく、焦ってキーインを間違うことが多かったため、電卓 3 級のトレーニングは随分と助けになりました。 2 年目以降ポカミスも減り、 3 年目の今年は(問題が平易なこともあり)計算問題は全問正解となりました。計算以外に四捨五入の単位や時系列の設定など、本試験は設問に罠がしかけてありますが、これらも計算力に自信がつくと落ち着いてじっくりと読めるようになります。

 

2 年目はそれまでの答錬の出来から言えば残念な不合格でした。組織が B 、流通が C 、生産が B で、レベルアップを目指した財務は問題が易しかったこともあり A でした。何故ダメだったのか、を自分なりに考え抜く中で気がついたのは、自分の再現答案と MMC の模範解答の間にある表現の厳然たる違い、でした。たとえば高額商品の性格を言い表す場合、それが納得感なのか高級感なのか、といった微妙なニュアンスの差などですが、その微妙な差をどこまで埋められるかによって合否が決まると考え、 3 年目の学習は敢えて答錬を重視せず(無論出席はしましたが)、自学学習では本試験の過去問を使って模範解答と自分の答案の比較表を作ったのです。見開き A3 の大型ノートを縦 4 列に区切り、設問文、自分の解答、 MMC の模範解答、両者の差の考察、を書き並べます。これを 13 年度から 18 年度までの 6 年分 24 事例について全部手書きで行いました。そうすると、答錬の解説で言われていることが本試験ではどのように当てはめられるべきなのか、ツボというか勘所がわかって来ます。久保先生のおっしゃる『 60 点の取り方』が見えてくるというプロセスに近かったかも知れません。

 

MMC3 年目の今年は特に組織事例の難易度が高く、随分と苦戦しましたが、少し嬉しかったのは MMC の解答速報と自身の答案内容がおおよそ似通っていたことでした。受かったと思ってダメだった 2 年目のことがあるので必ずしも合格の自信があったわけではありませんが、結果的に合格したことから敢えて言えば、講義や答錬と同じかむしろそれ以上に上で述べた本試験の分析が役に立ちました。これは通学生のみならず、遠隔地の通信生の方にもお勧めです。なぜなら通学生であっても過去問対応は自宅学習が中心となるので、通信と通学の差がつきにくいことに加え、 MMC の模範解答は Q&A 形式で書かれているため自宅学習にとても適しているからです。さらに無料で添削まで受けられるので、併せて活用すれば論述力は確実にアップすることでしょう。

 

というわけで、合格の秘訣といえるかどうかわかりませんが、計算力アップの方法と過去問の活用方法についてご紹介しました。参考にしていただければ幸いです。

● 田中 敬之さん

【中小企業診断士の資格との出会い】
私が中小企業診断士の勉強を始めたのは2004年9月でした。きっかけは、一企業の技術者として十数年間勤務してきて、そろそろもう少し企業というのものを大きく捉えられる様なスキルを身につけたいと考え始めました。そして、いろいろ調べた結果この資格にたどり着き、挑戦してみようと思いました。

【一次試験との格闘】
最初の年は通信教育で勉強しました。しかし、これまで経験してきた分野とはまったく異なったため理解するまでにかなり時間を要しました。しかし通信教育はどんどん先に進み、次第についていくのがやっとで、到底試験に打ち勝つ実力をつけるまでにはなりませんでした。
その反省を含めて、二年目は通学コースを選択し、勉強時間も500時間以上確保してまず理解することに努めました。その結果、模試等でも上位に食い込むことができるようになり、18年の一次試験は無事突破しました。一次試験は学習の幅が広く、自分のものになるまでは大変でしたが、一年間しっかり勉強したことで貯金ができ、二年目は少ない勉強時間でも合格する事ができました。

【MMCで仕切りなおし】
私は17年9月から企業診断を購読していたため、その中の講座でMMCのことは知っていました。18年とは気分を一新する意味で19年4月からMMCにお世話になることにしました。18年の試験では事例Uと事例WでA判定をもらっていたことからこれらは得意であると勘違いして入会しましたが、答練では散々な成績でした。更に毎回順位付けをされて、1番の方は発表されるという方式にも驚き、また、うらやましくも思いました。
その仕組が分かった時、自分の中である目標を立てました。それは、「1度は1番になってパチパチされる」ということでした。その後もしばらくは真ん中あたりをうろちょろするだけで、一向に成績が向上せずどうしたものかと思っていましたが、1次試験が終わったあたりから少しずつ上位になることが出てきました。MMCの答練では、最初の1分に自分のその日の目標を解答用紙に記述するので、毎回自分の足りないところを目標として確認しながら取組めることが弱点の克服に繋がったのではと思います。

そして、8月のある答練の日、とても具合が悪く休もうかと思いながら受けた答練でついに1番を取ることができました。そのときは本当に具合が悪かったので、解答用紙に書くその日の目標を「頭を真っ白にする」と書きました。余計な邪念も取り払い真っ白な頭で書けた事が一貫性のある回答につながったのではないかと後で思いました。
しかし、残念なことにその答練は最終回であったため、解答用紙は郵送で返ってきました。そのため、1番にはなりましたがみんなの前でパチパチされるという目標は達成されず、複雑な思いが駆け巡りました。

【2次試験から合格発表まで】
2次試験当日は、会場前と会場で先生方に励ましていただき、それで完全に緊張が取れたわけではありませんが、力をいただいた気分になれました。仲間と一緒に会場に向かうにつれて緊張感が増してきました。1ヶ月前に同じ会場で模試を受けたことで場慣れできていると信じていましたがそれはまったくの間違いで、やはり本番の緊迫感は模試とは異なるものでした。それでも同じ場所で模試を受けていなかったらもっと緊張していたかもしれません。
結局、事例Tは手が震えてました。あっという間に時間が過ぎ、気がつくと事例Wまで終わってしまっているという感じでした。
試験終了後は本当に疲れ果てました。再現答案を提出し一応今年の学習は終えた感がありましたが合格発表が近づくにつれどんどん緊張が高まってきました。

合格発表の日、Webでみようかどうしようか非常に悩みましたが、腹を決めてWebで調べました。1度スクロールした際、自分の受験番号が目に飛び込んできて合格できていることが確認できました。手も声も震えました。

【これから受験される方へ】
この試験は年1回しかなく、蓄積してきたものを一瞬の試験時間内に発揮しなければなりません。その力をつけるための努力は大変だと思いますが、まずは身近なところに何か一つでも目標を立てて、それに向けてがんばってみてください。目標達成が近づくにつれてモチベーションも上がり、結果もきっと現れてくると思います。

【最後に】
3年間温かく見守ってくれた妻と子供たち、一緒に勉強した仲間たち、これまで指導していただきましたMMCの先生方に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

● 上村 純さん

■中小企業診断士を受験した動機

私は、 IT 業界において業務アプリケーションの設計やシステム提案を主に経験してきましたが、単に IT に特化するのではなく、顧客が抱えている会社の本質的な問題点を見抜き、 IT とは異なった視点においても改善提案できるスキルを身につけようと思い、中小企業診断士の取得を志しました。

 

■ 1 次試験対策

1次試験においては、苦手科目である経済学、経営法務の強化に注力して学習しました。

また直前期には、模擬試験をいくつか受験しました。

1次試験の結果は以下の通りです。平成19年度に関しては特に1次試験対策を行いませんでした。

平成17年度1次試験:合格(大手受験校通学)

平成18年度1次試験:合格(独学)

平成19年度1次試験:経営情報システム、経営法務のみ合格

 

■ MMC との出会い

平成17年度に、初めて2次試験を受験したときは、1次試験の合格で安心してしまい、2次試験対策をほとんどしなかったため、当然のごとく惨敗でした。

平成18年度は、有名な某受験校に通って2次対策にほぼ専念したのですが、事例Wでの計算間違いなどミスを多発して不合格となってしまいました。

2次対策を一年かけておこなったのだから、合格するであろうという甘い考えがどこかにあり、試験に対する準備が十分におこなえてなかったのだと思います。

平成19年度は、まず受験校選びの情報収集からおこないました。 Web でいろいろ検索すると“2次試験の受験生が最後に行き着くところが MMC である。”との文言がありました。そこで、実際にどのような指導方法であるかを調査するため、 MMC の説明会に参加しました。説明会では、先生と生徒との距離感が短く、個別で親身に指導してもらえると感じました。そのため、自分の抱えている問題点を客観的に指摘してもらえると期待し、 MMC の受講を決意しました。実際に、 MMC での講義を受けてみると、説明会で私が感じたとおり、個別で親身な指導でした。

 

平成17年度2次試験:不合格

平成18年度2次試験:不合格

 

■2次合格のために特に留意した点

 

「因果関係が明確な解答の作成」

事例演習をおこなった後、先生からの添削アドバイスで毎回のように、解答が一般化してしまっていると指摘されました。これでは、競争試験である2次試験において、他の受験生に対して差別化を図ることができません。そのため、解答に必ず与件の内容をキーワード化して盛り込み、“題意に沿う”、“因果関係を明確にする”ことに留意しました。

 

「財務の計算能力向上」

事例演習や模擬試験において、7月頃まで事例Wの得点が平均点を大きく下回ることが多々ありました。平成18年度の2次試験においても事例Wで失敗したこともあり、事例Wに対して、かなり苦手意識を持っていました。そこで、8月から MMC の財務の GW 特別講座で配布された問題集を毎日2問づつ解き続けました。間違えた問題にチェックをつけて、スムーズに解けるまで何度も解き続けました。その結果、9月には、事例Wで60点後半から70点台の得点を安定的に取れるようになっていました。

 

「サブノートの作成」

サブノートを作成することは、時間がかかるというデメリットがありますが、知識の定着化が図れ、本試験において安定した力を発揮するために、ぜひサブノートを作成することをお薦めします。

一部ですが、私はサブノートに以下のようなことを整理しました。

@解答時の留意点

・題意の把握、因果関係の明確化、切り口の設定、キーワードの使用

・設問の問うている階層(戦略、戦術)の把握

・字数が足りない場合や、余った場合の対応方法

A解答の金型

・理由:『理由は、@(切り口1)面で、△△(因)で○○(分析のキーワード)であり、A(切り口2)面で、△△(因)で○○(分析のキーワード)等のため。』

・問題:『 X 社の問題は、@(切り口1)面で、△△(因)で○○(キーワード)であり、A(切り口2)面で、△△(因)で○○(キーワード)等である。』

B切り口の整理

・ MC サークルの切り口(部門、権限、商品等)

・事例演習や過去問で使用された切り口(ノウハウ、人、営業、財務等)

Cキーワードの整理

・分析のキーワード(セクショナリズム、過剰在庫等)

・改善のキーワード(プロジェクト組織、需要予測の精度向上等)

・締めのキーワード(組織活動を効率化する、在庫の適正化を図る等)

 

■合格のよろこび

2次本試験前夜に、 T 先生からの激励の言葉が留守電に入っており、また試験当日には試験会場で、 M 先生から直接アドバイスを頂き、大変勇気づけられました。本試験においては、本試験独特の緊張感がありました。また解答の文字数が多い上、試験問題が例年に比べて難解に感じられましたが、解答の方向性に迷った時には、サブノートで整理した内容を思い浮かべて、なんとか乗り切ることができました。試験終了後には、精神と体力を使い果たした感じで、ぐったりとしながらも MMC で知り合った方々と一緒に飲みに行きました。 翌日、自分の解答をじっくり見直しましが、本試験のときの80分でおこなった解答よりも優れた解答は導けませんでした。本試験で自分の実力を出し切れたのだと感じました。しばらくして模範解答が自宅に届き、模範解答と自分の解答を見比べましたが、事例Wの計算問題の解答が一致していただけでなく、事例T〜事例Vの模範解答と自分の解答の内容がほぼ同様であるように感じました。この時点で合格ではないかと思いましたが、やはり合格発表までは不安が拭えませんでした。筆記試験合格発表は、職場で診断協会の Web を通して確認しました。自分の番号を発見したときは、今までの苦労が報われたことに非常に感動しました。本当にがんばってきて良かったと感じました。

 

■最後に

2次試験においては、合格するのに十分な実力があるにもかかわらず、本番で実力を発揮できずに涙を飲む方々が数多くおられます。本試験において、皆様が実力を発揮するための対策を十分に練っておかれることを強くお薦め致します。そして、大変な努力をされている受講生の皆様の合格を心よりお祈り致しております。


● 鎌田 浩一さん

 

【受験履歴】

2000(H12)年 1次合格、2次不合格(旧制度「情報」)

2005(H17)年  2次不合格

2006(H18)年 1次合格、2次不合格

2007(H19)年  2次合格

 

【2次試験の難解さ】

 中小企業診断士の2次筆記試験はよく、“掴み所が無くて難解な試験”と言われます。試験機関から模範解答が示されませんから正解がわかりませんし、数ある受験機関の模範解答論旨はバラバラでどれが正しいのかわかりませんし、合格者の中には“40点分丸々白紙で提出したのに合格した”などと告白する人がいたりして、“一体何をどう書けば合格できるのか??”が全くわからない試験だからです。

 私はこの難解な試験に、昨年、4度目のアタックでようやく合格することができました。正直な所、MMCのお陰で合格できたと感謝しています。ストレート合格を果たす方も少なくありませんし、そういう方々の体験談からのほうが確実な合格法を得られるものと思いますが、4度も受験した身だからこそお伝えできることがあるのでは?と思い、今回体験記を綴らせていただきました。特に、2次筆記試験撃沈の経験がおありになり、かつ「2次の迷宮」に入り込んでしまっている方のお役に立てるのではと思う次第です。

 

【合格の秘訣】

 先に“2次筆記は掴み所が無くて難解な試験”と表現しましたが、「難解な試験」であって「難しい試験ではない」ところが、実はこの試験の「合格の秘訣」なのではないかと思います。

 3回も不合格を味わい迷宮を彷徨い歩く中で、幾つもの受験機関の指導方法を垣間見てきました。ご存知の方もいらっしゃることと思いますが、ある受験機関は“出題者・採点者の考えていることなど知る由もないので、事例の各設問に対し複数の解釈を想定して、どちらに転んでも点数を稼げるようできるだけリスクを排除して臨むべし”と言い、ある受験機関は“「正しい答え」ではなく「論理の妥当性や説得性」で勝負するべし”と言います。“模範となる解答は無いのだ”と主張する受験機関もありますし、“唯一の模範解答が存在する”と主張する受験機関もあります。

 唯一の真実は「真実は誰にもわからない」ということであり、だからこそ各受験機関が様々な主張を展開できるわけですが、ここで私が大事だと思うことが一つあります。「わからないこと」を前提とした試験対策法はポジティブな合格対策には結びつかない、ということです。「わからないこと」を前提にしてしまうと、ボディーブローのように知らず知らずのうちに不安が増長されてしまいがちになります。「わからない」というのは真実ですが「道標」にはならないのです。

実は私自身、これらの「わからないことを前提とした試験対策法」に取りつかれ、糸の切れた凧のように彷徨い歩く羽目になってしまった一人でした。最初は“一理ある”と思えた、ある受験機関のリスク排除法でアウトプット訓練を続けるうち、「合格に達すると思われる模範解答」と「実際の記述目標とすべきローリスク解答」とは別物である、という決定的な矛盾に、ある時気付いてしまったのです。つまり、「模範解答のように解答が書ければ合格できるが、そのような解答を書くことは高リスクであり、もっと複数の解釈に対応した書き方をしないと合格できない」ということを意味していました。もはや何をどう書けば合格できるのかわからなくなり、そんな状態のまま2次本番へと突入し見事撃沈された苦い思い出があります。無論、リスク排除法で合格できた方々も多数いらっしゃるのでこの方法論が良くないと断じているわけではありませんが、合格できた方の数十倍の方々が迷宮にのめり込んでしまっているのではないか・・・と思うのです。

 この試験を制する王道は、“こう書けば合格できる”という一定の法則が存在する、ということを「信じて、ひたすら前進する」ことだと私は思います。

★診断士2次は実はカンタン!難しいと感じていると落ちてしまう。
★書いてあることを書くだけで合格。書いていないことを書くから不合格。

これが合格の秘訣です。

 

【MMCの良いところ】

 私がMMCさんを選んだ理由は大きく2つあります。

 一つ目は、どの受験機関よりも模範解答に説得力があることです。落第の度に私は、MMCを含む9社の模範解答を集めてすべて EXCELに入力し読み比べをしました。各社各様の模範解答や解説(主張)がある中で、私はMMCの解答が最も的を射ていて説得力があると感じました。

もう一つは、前述した“こう書けば合格できる”という一定の法則をしっかりと示すことを指導ポリシーにしているからです。そしてその法則、即ち合格の秘訣は、MMC「合格の鉄則」の中に集約されています。こういうポジティブな法則に導かれ、教えを忠実に守ってひたすらについて行くことが合格を手に入れる最短コースであると確信します。

 

【合格の条件】

 とは言っても、MMCの「合格の鉄則」を読んで“ふむふむ、なるほど・・・”と感心しただけでは合格することはできません。「頭でわかったつもりになっていること」と「実際にできること」との間には大きな隔たりがあり、この溝を埋めることが「合格の条件」になるからです。溝を埋めるには、添削を受け、答案の良し悪しをチェックしていただき、「自分の癖」に「気付く」ことが必要になります。

私の場合、MMCの通信講座と模試を通じて、毎回毎回嫌というほど同じコメントをいただき悩み続けました。

“設問が求めていることにしっかり対応したいですね。”

“X社のこととして書けるとよかったですね。”

“与件文の引用+分析のキーワードで書きたいですね。”

“「切り口」を明確に示してわかりやすく書きたいですね。”

“だからどうなるのですか?”

などなど。

数多くの赤ペンをいただきましたが、“一体どこがダメなんだ?”、“また同じことを書かれてしまった!”という悔しさをバネにして改善を続けるうち、1つ1つルーティーンとして身についていったように思います。最初は気をつけなければならないポイントが沢山あって、一つに意識を集中すると他が疎かになり、行ったり来たりを繰り返しますが、徐々に自然とできるようになるポイントが増えてきて、少しの意識集中だけで安定した結果が出せるようになってきます。このあたりはスポーツの向上プロセスと大変よく似ていますね。

 私の場合、「切り口」と「キーワード」の部分が本試験に至って尚ルーティーンにすることができておらず、試験終了後には不合格を確信したほどの出来の悪さに感じましたが、「設問にしっかり対応する」「X社のこととして書く」の2つが恐らく自然にできていたのでしょう。それが合格に繋がったのではないかと思います。

 MMCさんを信じて「出来るようになるまで」添削を受ける。これが「合格の条件」だと思います。

 

【その他のコツ】

 おまけに2つほど。

 私が合格できたもう一つの理由に「字を濃く書いた」ことがあるかも知れません。“何故今回合格できたのか?”について振り返ってみたとき、「答案作成において昨年と違ったことは何か?」を考えてみたのですが、MMCのトレーニングを受けたこと以外に明らかに変えたこととして、
 1.答案に悉く「だから何?」即ち「競争優位性の確保」を盛り込んだこと。

 2.シャープペンシルの芯をB ⇒ 2B、にしたこと。
の2点しか思い浮かびませんでした。

いずれもMMCさんにご教授いただいたことですが、前者は所謂「 So what?」の盛り込みを意識したということであり、後者は中居先生から直にご指導いただいたものでした。“皆さんの添削答案の中で一番字が薄いですヨ。薄いから不合格になるかどうかはわかりませんが、濃く書いて損にはならないですヨ。”と教えていただき、それまでのBから2Bに変えたのでした。

 最後にもう一つ、「模試」についてお話します。あくまでも私見ですが、MMC以外の模試は不要と思っています。冒頭でも述べましたように、受験機関によってそれぞれ特徴があり、出題や採点の観点が異なります。そのため、あれこれ受けて評価を受けると、「何を書くか?どう書くか?」という「自分の軸」(信念)に混乱が生じてしまい、迷宮に陥り易くなってしまうからです。MMC一筋で邁進されることが合格への近道と信じます。

 

【最後に】

 ということで、私の体験に基づく合格へのヒントを綴らせていただきましたが、大事なことは「自分を前向きな方向に導いてくれる信じられる存在」を持ち、「わかったことをできるようにする訓練を地道に積む」ことに尽きると思います。この両面において、MMCさんは信じるに値する受験機関です。

 信じる者は救われる。ただひたすらに信 じて合格を勝ち取ってください!


● 木下 岳一さん

【はじめに】

いまだに2次試験合格は信じられませんが、これからMMCで中小企業診断合格を目指す方々に少しでもお役に立てればと思い、私の学習記録を紹介させていただきます。

時系列での概要は、次の通りです。

   

H16年02月〜12月:A社の1次試験通信講座で1次科目テキストを通読

H17年01月〜03月:一通り目を通したことで安心し、ほとんど学習せず

     04月〜07月:市販問題集3冊に絞り1次科目を学習

             →1次合格

     08月〜10月:市販問題集で2次試験学習 

             →2次不合格

     11月〜12月:挑戦を続けるか否かで迷い、全く学習せず

H18年01月〜04月:B社の2次試験通信講座で知識習得を中心にして学習

     05月〜07月:4回分の模擬試験問題を中心に1次科目を学習 

             →1次合格

     08月〜10月:B社のテキスト、事例問題を中心に学習 

             →2次不合格

H19年01月〜06月:MMCで2次科目を中心に学習

     07月    :1回分の模擬試験問題を中心に1次科目を学習 

             →1次不合格(3科目の科目合格)

     08月〜10月:MMCのテキスト、事例問題を中心に学習

             →2次合格

 結局、4年間近くの学習でしたが、強烈な目的意識を持ち続け、学習方法を大いに工夫すれば、もう少し短くできたのではないか感じています。

 

【中小企業診断士を受験した動機】

 製造業の会社に就職し、サラリーマン生活が 15 年以上となり、会社では部下を持つ立場になっていましたが、ある日ふとしたことを機会に私自身のビジネススキルを冷静に評価してみました。社内では一定の評価は得られていると思われるものの、世間一般に通じるものを何も持ち合わせていないことに気づき愕然とした、というのが診断士受験を思い立った契機でした。また、当時の部下には、業務上必要な国家資格の取得を積極的に奨励していましたので、率先垂範という気持ちもあり、比較的軽い気持ちで学習を開始しました。

 

【 1 次試験対策の学習方法】

 A社の1次試験通信講座テキスト、市販の3分冊問題集、模擬試験問題、及び中小企業白書で学習しました。先ずは、テキストを通読しましたが、蛍光ペンでアンダーラインを引き、ポイントをまとめる程度の学習で、インプットのみに1年間を要しました。

 次に、各科目の知識がどの程度身についているかを確認するために、A社の市販問題集(2分冊)を購入してアウトプットに取り組みましたが、当然のことながら1年前にインプットしたことはすっかり雲散霧消していました。再びインプットをし直さなければならないことに気付き、戦意喪失という感じとなり、それから3ヶ月間はモチベーションが全く上がらず悶々とした日々を過ごしていました。

 年度替りの4月から心機一転するつもりで、A社の市販問題集は相性が悪いと考え(私にとっては詳細な解説を読むのが苦痛でした)、別の3分冊問題集(問題数、解説とも最低限に絞り込んでいた)を購入し、GWの後半までには一通り問題を解くことができました。その後は、間違えた問題を中心にテキストで確認しながら丁寧にフォローし、最終的には全ての問題が理解して回答できるようになりました。1次試験前には問題集への書き込みも多くなり、サブノートのような存在になっていました。1次試験当日にも、テキストは持参せず、その問題集3冊のみをお守り代わりに持参しました。

•  反省点:一番初めのインプット期間が長すぎ、その方法もまずかったために、学習開始 15 ヶ月間の効率は非常に低かった。

•  よかった点:モチベーションが上がらなかった時期に、中小企業白書を読み込んだことが、最終的には1次試験の得点源に繋がった。

•  再度取り組むならば:月〜金曜日にインプットし、休日にアウトプットのサイクルを採用し、とにかくこのサイクルをまわし続け、模擬試験で自身の客観的に確認し、それを踏まえて、インプット、アウトプットのサイクルを短くしながら回し続ける。

 

【 2 次試験対策の学習方法】

1,2 回目の 2 次試験に向けた学習では、本格的に事例問題を考え抜いて取り組んだのは1次試験終了後でした。また、ある程度の事例数をこなすことと「切り口」の整理も目標としたために過去問も含めて約 30 事例×2回繰り返しが精一杯でした。 2 ヶ月間足らずでは、考え抜くといっても解答例をじっくり読むという程度でした。試験当日まで各事例の取り組みは一通り解答を記述した後に、模範解答を「あっ、そのように考えるのか!」と感じるということの繰り返しで終わり、自分自身の思考プロセスを確立できないままに本番を迎え、不合格となりました。

 過去 2 回の反省を踏まえ、 3 回目の挑戦に向けては、事例演習を多くこなすことを第一に考え、再答案添削制度のあるMMCを選択し、そのカリキュラムに従って学習を進めました。具体的には、演習問題や模擬試験が送付されてきたら先ず、解答用紙を5枚コピーし、事例問題に何度も繰り返し取り組むという単純なもので、 2 次試験前日まで愚直に繰り返しました。最終的には、演習事例を 120 回(4事例×6回×繰り返し5回(添削3回+自習2回))、模擬試験を 48 回(4事例×4回×繰り返し3回)取り組み、 2 次試験の 1 ヶ月前からは、全ての事例について、切り口、キーワードなどノートに書き出して、本番に向けてMMCの解答パターンや思考プロセスを体と頭へ徹底的にしみ込ませていきました。本試験では、事例T第2問「路面店は、・・・に対して、インストアショップのメリットは、@・・・、A・・・。一方でデメリットは、@・・・、A・・・、等である。」 事例V第1問「生産面で・・・、営業面で・・・」と、MMCの解答例とほとんど同じような内容、パターンで回答できたことなどはその顕著な例です。

同じ事例を愚直に繰り返すのは正直言って苦痛なこともありましたが、再答案での厳しくも暖かい真っ赤な添削のおかげでモチベーションを維持することができました。なお、過去問にも取り組みましたが、MMCの模範解答集がH17、18の 2 年分しか手元になく、8事例の解答例を何度かノートに書き写した程度でした。模擬試験での成績が芳しくなかったのは、過去問の取り組みが少なすぎたことに遠因があったのではないかと、いまさらながら考えています。

•  反省点:過去問への取り組みが少なかったこと以外では、再答案で同じ間違いを繰り返し、何度も厳しいアドバイスを頂きましたが、すぐには修正できず、いつのまにか再答案提出自体が目的となってしまった時期があったこと。

•  よかった点:MMCの模擬試験で3月は上位40%、5月50%、8月70%、9月30%で目標としていた上位20%には程遠い成績でしたが、「今年はMMCと心中する」という思いを持ち続けていましたので、本番直前までMMC教材を中心とした学習を続けたことで、試験前日まで実力が向上したこと。

•  再度取り組むならば:本年同様MMC1本で取り組むと思いますが、H13〜16年過去問についてもMMCの解答例を入手して、徹底的に、切り口、キーワード、解答パターン、思考プロセスを自分のものにします。

 

【 2 次試験合格のために特に留意した点】

 先ずは、家庭、仕事に続いて診断士受験という優先順位を常に意識し、自身の内部・外部環境を踏まえ、可能な限り周囲の人々に迷惑をかけない範囲で学習時間を捻出して、たとえ10分であっても2試験合格に向けて毎日学習をすることすること(出勤前の時間と休日の早朝にかなり確保しました)。そして、「MMCと心中する」つもりで他の教材に手を出すのは最低限とすること(実際、他社の模擬試験を2回受けたのみでした)。

 

【合格の喜び】

 診断士受験を思い立って以来、約4年間が経過しましたが、途中で何度も挫折しそうになりました。あきらめることなく挑戦し続けることが出来たことに、家族をはじめ応援していただいた周囲の方々へは感謝の気持ちでいっぱいです。

 

【最後に】

 この4年間の最大の成果は、「継続は力なり」ということを心底実感したことです。淡白な性格である私が初志を持ち続けることができたのは、「診断士受験の学習をする→知識が増える→本業に適用する(必ずしも思うような結果は得られませんでしたが・・・)→知恵が増える→楽しくなる→診断士受験の学習をする→・・・」というサイクルが回っていたことだと思います。今後は、これまで同様に楽しみながら学習を継続して地道にスキルアップを目指し、今まで以上に学習成果を本業に反映させながら、社会に少しでも貢献していきたいと考えています。


● 硯 靖洋さん

私は二次試験の勉強を始めてから合格まで3年、一次も入れれば合計4年を費やしました。これは人生 80 年とすれば 5% に当たり、かなり驚きです。しかし、二次に3年は長過ぎるとしても、2年くらいは勉強期間として適切なのかな、とも思っています。だって折角勉強できる機会なのですから…。1年で終わってしまったらモッタイない(でも皆さんは1年で合格を目指してください)。

私は、クレバーなタイプではない(と診断士の勉強を通じて直面させられた)ので、具体的にできることを訓練と時間で埋め合わせた、という経験を私と同様のタイプの方にお贈りします。合格まで4年かかる学習スタイルがとても正解とは思えませんが、これもまぁ、一つの事例です。要点は「合格の鉄則」の中から、非頭脳系かつ反復訓練系と思われる (1) 泣きながら書く、 (2) 切り口/キーワード/因果関係、 (3) 設問の求めることに忠実に、の3点です。

 

以下、時間経過に沿ってご紹介します。

 

学習の切っ掛け

診断士の学習を始めた切っ掛けは会社での異動でした。それまでの営業の仕事から、社内教育部門に職種転換になりました。できることをできる限りやっていくしかないのだろうと腹はくくっていましたが、今まで同僚だった仲間の前に講師として立つことには座りの悪い思いは拭えませんでした。ちょっとは勉強せねばと、MBAの本でも読んでみようと始めた所、程なく「中小企業診断士」という資格があり、その試験範囲とMBAが、かなりの部分で重なっていることに気付きました。そこで、どうせなら目標の見えない学習に取り組むよりも、資格取得という一応のゴールのあることをやってみようと、かなり軽い気持ちで始めました。この時の気軽な決心の割には、ここから4年間の深みに嵌まっていくことになります。

異動が10月で、某社の診断士のコースに通い始めたのが11月ですから、この時の決断の早さだけは自慢できます。ここでじっくり考えていたら、この素晴らしい世界に踏み出す前に迷いが生じていたかもしれません。「始めの1歩を踏み出す勇気」ということが言われますが、そういうことでもない「弾み」とか「縁」とでも言うような切っ掛けもあるものだと思います。

また、この4年間、診断士の試験には通らなかったものの、勉強だけはしているゾ、という自信は私の業務上の立ち位置を支えてくれることになりました。今回幸いにも合格できたので、おかげさまで立ち位置の安定感が強固になります。

 

1年目(1次集中)

1年目は一次集中でした。二次を意識したのは一次の発表後。某社では大人数ゆえかネットワークも形成されにくく、情報もなかったので、二次の厳しさを全く知らなかったのです。引き続き、某社の直前対策を受講しましたが、答練で全ての欄が埋まったことはなかったし、キャッシュフロー計算書の数字が合ったことは一度もない。そんな状態で初めての二次に臨みました。それでも本番で、何とか初めて空欄を作らなかったのは奇跡でした。

 

2年目(泣きながら書く)

この某社の模範解答は素晴らしいと思ったのですが、とても自分が理解できるレベルとは思われませんでした。もっと私にも分かりそうな言葉で指導してくれそうな受験機関は?と探した所、いくつか候補はあったのですが、二次試験会場前でもらったチラシにあった「金型」という言葉に惹かれ、MMCを訪ねました。そしてそこで次の1年はこちらでお世話になることに決めました。決め手は、当時受講者でなかったにも関わらず、中居先生が私の目前で再現答案を丁寧に添削してくださり、私の身の丈に合った親身のコメントをくださったことです。切っ掛けはいつも単純ですが、1歩を踏み出せばそこにはいつも素晴らしい世界が広がっているものだと改めて思います。

MMCでのもう一つの成果は、共に学び励ましあう仲間を得たことです。MMCでは少人数クラスで濃厚な時間を共に過ごすことになるので、生涯の仲間に巡り逢うチャンスも多くなるものと思われます。

先述の通り、この頃は欄を埋められないことがトラウマでしたので、この当時に感銘を受けた言葉は「泣きながら書く」でした。この言葉の真意は、あるいは違っているかも知れませんが、私は「空欄に得点なし。違うと思ったアイデアでも、心の中でこれは違うんだけれども…、と泣きながらでも、それでもとにかく書き切ること」と解しました。講座を受講した初期の頃、1行でも空行があると、必ず阿部先生・久保先生に責められたことを思い出します。「だって時間がないんだよ〜。何を書けばいいか分からないんだよ〜」と心の中で(やはり)泣きながらも、欄を埋めることには執着できるようになりました。

この頃の学習法は、MMCでの「朝の確認テスト」の模範解答を写し、キーワード毎にカテゴライズしたサブノートを何回も読み直すことでした。テーマ・キーワード毎に切り口を整理し、同時に書き方のスタイル(今から思えばこれが「金型」でした)を獲得することができました。この結果、欄を埋めること自体は苦でなくなりました。文章のスタイルは持っているし、設問や与件文の中のキーワードからいくらでも切り口を設定し展開することができるようになっていたからです。しかし、2年目の限界はここにありました。取り敢えず解答欄は埋まるけれども、それだけで精一杯で、問題で求められる診断の方向性にまで気を配ることが不足していました。

 

3年目(切り口/キーワード/因果関係)

3年目のテーマは、自分が書けることを書くのではなく、問題が求めていることを書くことでした。極めて当たり前のことなのですが、実は今でもこれが一番苦手です。前田先生にも硯の課題は「題意の把握」だと言われ続けました。これは「全く何も分かっていない」と言われているのと同じことですから、かなりショックで堪えました。原因は、簡単で、クレバーでない=聡明性が低い(=つまり頭が悪い)ので問題が求める解答の方向性を読み取れない(まして 80 分の中では)ということですが、自分なりに考えた方向性を「切り口/キーワード/因果関係」できっちり書いていく、ということを愚直にやることだけは心掛けました。

勉強法としては、前年に作成したサブノートに、答練や模試等の解答例も加えて充実させました。講座の後に配布される当日のトップの受講者の答案からも、これはと思った解答を頂きました。頭が使いものにならないので、時間を使って手を動かしたということです。

なお、他社の受講者と話していて分かったことですが、MMCの添削は (1) 午前中の答案は当日返却、 (2) 採点者の先生からの直接コメント、 (3) 午後の答案も翌週には返却、 (4) 優秀者の答案をクラスの皆で共有、といった特長があり、これはどこでもやっているサービスではないことを知りましたが、極めて有効なものだと思います。

この年の本試験では、自分としてはかなり手応えを感じました。しかし判定は未だ至らずとの結果でした。ここに来て遅れ馳せながら本試験の厳しさを実感しました。

自分の課題は「題意の把握」にあることは分かっていましたが、さりとて、その克服方法は見当がつかない状態でした。

 

4年目(設問の求めることに忠実に)

ここまでの3年間で仕事との関係で歪みができ、そうそう診断士に比重を掛けられなくなっていました。別の資格取得に取り組む必要に迫られたのです。そこで講座には通わず、今までMMCで学習した資料(特に各年度の模範解答)を中心に独習しました。実際に診断士の学習のために割ける時間は限られていて、診断士は長期戦になることを覚悟しつつ、ここまでの学習成果だけは維持する、ぐらいのつもりでした。

依然として「題意」はよく分からなかったけれども、せめて設問で求められていることには全て忠実に応えられるよう、設問文にしっかりマーカーを引き、「切り口/キーワード/因果関係」で展開できることを心掛けました。各社の模範解答を見比べましたが、MMCが私には一番合っていることを再認識しました。当初私にはレベルが高過ぎると思った某社模範解答も、この頃には逆に違和感を覚えるようになっていたのも驚きでした。

本試験後に再現答案を作ってみて、 (1) 空行を作ってしまった、 (2) 「題意」とは違った方向に展開してしまった、 (3) ミクロの部分を掘り下げ過ぎた、等、MMCで教わったことが徹底できていないことに対して痛恨の思いでおりました。今年も厳しい結果となることを覚悟していましたところ、Webでの発表で自分の番号を発見することができました。真っ先にMMCに報告を入れましたが、配達記録が届くまでは信じることができませんでした。手応えのあった昨年度、覚悟を決めていた今年度、その感触とは違う所で合否が決まることに、改めて本試験の難しさを痛感した次第です。

今でも自分の答案に確信はないのですが、過年よりは少しだけ「鉄則」が徹底されているように、採点者の先生が見てくれたのかな、くらいしか説明がつきません。

 

今後に向けて

新職場での自分の立ち位置を確立する目的だけで始めた診断士の勉強ですが、MMCでの (1) 前田先生の商店街活性化に向けた熱い思い、 (2) 先生方の実務現場での生きたお話、 (3) 現場実習の特別講座、等を通じ、自分も商店街活性化に向けて何か貢献してみたい、と思うようになりました。MMCでの勉強を通じ、ネットワーク作りの有効性も体験した所ですから、今後はその方向性の中に自らの立ち位置を構築していきたいと考えています。

 

まとめ

・私がそうであったように、非クレバー系の方でも何とかなるようです(確実にできることは諦めないことだけ)。

・お勧め鉄則: (1) 泣きながら書く、 (2) 切り口/キーワード/因果関係、

(3) 設問の求めることに忠実に

・当日の答案返却のMMC

・合格テクニックだけでなく、合格後の活躍をイメージできるMMC

・生涯の友と出会えるMMC

 

謝辞

・知識/ノウハウ、「士」の志、ガッツ、等「知情意」全てに渡り、熱心にご伝授、ご指導くださった先生方に感謝いたします。

・情報交換はもちろん、共に励まし合い、戦ってくれたクラスの皆様(2年分 ^^; )に感謝いたします。

・モチベーションを高める原動力となり、私自身が自らと向き合う気付きをくれたMMCという場に感謝いたします。


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