中小企業診断士 平成18年度合格体験

● 木村 久美子さん

はじめに
学校で勉強しているときも、合格を報告した後も、「(17年度の直前講習で)来たときには、一体どうなっちゃうんだろう、と思うような答案だった」と何度となく、言われてきました。しかも、複数の先生に…。本当にひどいレベルだったなあと、自分でも過去の答案を読み返すと赤面します。 そのような状態だった私も、1年のMMCでの二次学習を経て、18年度合格することができました。16年度にはじめて1次を受験したので、3度目の正直、ということになります。
その過程は、先生に「キムラさんの答案には核がない」といわれ落ちこんだり、「できの悪い子子ほどかわいいっていいますからね、はっはっは」などと励まされ?、「かわいいはともかく、できの悪い子ってどういうこと?!絶対合格してやる〜!」と発奮したり...決して順調に、安定して実力を伸ばしていったわけではありませんでした。でも、合格できました。

夫の協力、勤務先・業務の状況、以前通っていた学校の仲間との結束、すでに合格した仲間からのアドバイスなど、勉強に「プラスになった」・「プラスに変えた」要素はいろいろとありますが、やはり、私にとっては、MMCなしでの合格は考えられません。
以下、MMCを中心とした勉強方法等について、書かせていただきます。

勉強面のスタンス
17年度に二次不合格となったときに、「二次の勉強時間が足りなかったな(逆に言うと、勉強時間さえ十分あれば受かるんでしょ?という楽観主義)」と思いました。そこで、18年度は二次の勉強に集中することにしました。はじめてから、自分の甘さを痛感しましたが。

1.受験校の選択
17年度は、通っていた学校の経営が傾き、質の高い二次学習ができると思えませんでした。仲間で開いた二次勉強会で一緒になった、MMCの通学生に、学校の雰囲気・指導等を聞き、8月半ばから直前講習に通い始めました。そして12月、不合格が決定したものの、何も決めないまま12月下旬になりました。

18年度は、MMCの指導には絶対の信頼があったものの、大手予備校と比べると授業料が高く、一瞬、ひるみました!しかし、仲間が「自分にあう師がいる学校が一番ではないか」と言っていたことを思い出しました。そして、@今まで通っていたような大手予備校の講義形式では、自分の解答の質を合格レベルにひきあげることはできないだろう、A模擬試験などを通じて知った、他の少人数制の学校では、MMCほどの「プロによる」指導は受けられないだろう、と結論づけました。Vコースに申し込みました。

2.予習、復習
予習は、答案練習前に行うミニテストのためのみ。
答練は、順位が出るので気になってしまうのですが、私は「60点近い点数を安定してとり続けることが、合格につながる」と点数重視派でした。理由は、MMCの受講生は全体的にレベルが高く、勉強に対するモチベーションも高い人たちばかりなので、きっと本試験における自分の順位とは違う、と思ったからです。他の合格者の方々の意見とはちょっと違うかもしれません。
たまにひょっこりと1番をとり、解答が配布されると、「みんなに名前をおぼえていただけてラッキー!」と思い、単純に嬉しくもありました。(もっともMMCは少人数の上、先生方も講義中にどんどん指名するので、クラスメートの名前は覚えてしまうのですが!)

授業の後は、1時間ほどカフェで今日は何をやったか、要点だけを復習代わりにノートに書いていました。そのノートには、ネットで自分で調べたことも書いたり、印刷して貼っていました。たとえば、「LLP」、「DES」などです。
復習は、答練の「与件のキーワード化」を中心に行いました。

3.作成したツール、ノート
事例は、仲間に教えてもらった「与件のキーワード化」を5〜9月まで続けました。与件を1文ずつ、もしくは切りのよいかたまりごとに、キーワードにしていきます。過去問も同様に9月から行いました。それを使って、先生の指導を受けながら、「さらに短いキーワードに、テーマ別に整理」し、直前期に活用しました。

また、答練・模試の模範解答、「配布された1位答案」などをひっぱりだしてきて、「損益分岐点分析」「社員のモラールアップ策」など、苦手なテーマ別に、ノートに書き写しました。

4.講義事例の再答案
「合格点を超えるまで提出しつづけた」という猛者とは、こちらもちょっと異なるかもしれません。事例を80分で解くのは基本、模試なり授業なりで1回きり。事例全体では、1度しか再答案をしませんでした、問題ベースでは、「経営分析だけ」「SWOTだけ」など、苦手なテーマにしぼって、何問か解き直し、提出していました。

5.過去問
過去問は16、17年度分は80分で1回解きました。それ以前のほとんどの事例は、「3.作成したツール・ノート」の方法で整理し、40分前後で解答の方向性を構築した(解答は書き起こさない)だけでした。でも、2事例(16年度の事例U、14年度の事例V)とは、長い期間、向き合っていました。

「キムラさんの答案には核がない」と「駄目だし」を受けた後、中居先生は、過去問の事例T〜Wのうち、1事例ずつを選んで、じっくり解答を完成させていく方法を提案してくださいました。上記の2事例に関しては、3月半ばから、学校に行くたびに修正した解答を提出し、10回以上は見ていただきました。平日クラスの終了時間に合わせて、プラットホームスクエアに乗り込んだこともありました。結局、事例U、Vをみていただいたところで、9月になり、過去問分析もしていなかったため、残念ながら添削は終了しました。

時間を割いていただいたにもかかわらず、9月のMMC模試でも、240点以上もしくは上位20%の順位を取ることはできませんでした。でも、過去問分析を行っていくにつれ、事例U、Vにじっくり取り組んだことで培った手順・着眼点を、事例T・Wに活かせる自信が生まれてきました。

6.苦手科目(財務)
私は18年度の授業がはじまった時点では、得意科目はひとつもなく、多くの受験生同様、苦手科目は事例V、事例W、でした。
事例Vはすでに書いた方法で勉強しました。
事例Wは、何しろ17年9月のMMC模試では、「21点(163人中161位!)」、というほど苦手でした。財務は「ポイントさえわかれば、伸びる」というレベルにはほど遠かったので、ミニテストや連休の財務特別講座の計算問題を、地道に解きなおしました。解きなおすだびに印をつけていたのですが、CVP、設備取替投資など、苦手な問題には10個以上印が並びました。それと並行し、答練の復習に注力しました。

MMCのカリキュラム・指導は、最大限の成果を得られる質の高いものですが、中でも財務は秀逸だと思います。18年度の事例Wを見たときは、「もっと難しい問題を出していただかないと、今までの努力が割に合わない!」と、不遜にも、思ったくらいです。17年度の事例Wは、答案回収時、空欄がある状態だったことを思い返すと、ご指導のたまもの、と言えます。

7.コミュニケーションペーパー「明日のために」
「明日のために」は大きな励みになりました。特に直前号には助けられました。本試験が近づくにつれ、今にして思えば、合否に影響のなさそうな小さなことが気になったり、わけもなく不安が募りました。そんなときは、「一生懸命やった人ほど、直前に不安になるもの、自分の実力が高まっているからこそ、不安になると思いなさい」という直前号のアドバイスを思い出していました。

執筆の中心となっている若手講師の方々は、ベテランの先生方とは違う視点から、指導、激励をくださいました。例えば、答練や模試の解答を見て、「気負いすぎ。いい解答を書こうと力が入ってませんか」「与件が読み込めるようになっているから、与件整理の仕方もそれに応じて工夫しなきゃいかんのですよ」などと、解答に直結しない点に関しても、受講生に近い場所から、熱く親身に、アドバイスをしてくださいました。


試験当日
・本試験解答において合格した要因
とにかく因果関係がわかるような解答を心がけました。特に、事例T、Uは新規事業がやりたいんだなあ、ということがわかったので、それにつながっていくような解答を考えました。事例Wは、何度も検算をしました。事例Vは、もっと社長に寄り添った提案ができたらよかったのに、と反省が多いので、とくにありません。

・メンタル面において合格した要因
MMCでの「スパーリング(二次試験直前、会場で本番を想定して4事例を解く)」に行ったこと、行く前には、「気休めでしかないけど」とうそぶきながら、明治大学に寄ったことが、二次試験当日の安心感につながりました。当日、明治大学のロビーで、「気休めで寄った」ときも会った仲間と会い、「今日は、今まで通りやるだけなんだ」と思い込むことができました。

・その他の要因
月並みですが、5人のうち4人が落ちる試験であることを考えると、運にも助けられたのだと思います。

おわりに
私にとっては、MMCがペースメーカーであり、二次試験の戦い方を伝授してくれるところでもあり、方向修正をしてくれる場所でもあり、仲間と励ましあう場所でもありました。MMCで合格した仲間に、「自分は勉強に集中するために、周囲とのコミュニケーションを断ったけど、キムラさんは、学校で先生や受講生と交流し、楽しそうだった」と言われました。事実、通学は楽しみでした。大変でしたが嫌ではない、むしろ楽しく、実りの多い1年でした。

診断士の勉強が報われる機会は、受験を前提にすれば、1年に1度しかやってきません。どんな方法を採っても、合格を目指す勉強は大変な上、必ず合格する保証もありません。しかし、「個人の求めに応じた頻度・レベル・方法」によるMMCの指導が、その合格可能性を確実に向上すると実感しています。宣伝ではなく自分の体験に基づいて、これを読んでくださった合格を目指す方々に、MMCをお勧めいたします。そして1年に1度のチャンスを掴んでいただきたいと願っています。

最後になりましたが、学校のない週末がさみしく思えるような、忘れがたい指導をしてくださったMMCの先生方、よきライバルであり仲間であり続けてくださった、個性あふれるMMCの受講生の皆様に、お礼を申し上げます。ありがとうございました。


● 大月 隆由さん

【私が MMCと出会うまで】

近年、企業の経営環境が厳しさを増す中、私が所属する企業でも M&A を中心とした業界再編や事業の再構築が活発化し、我々従業員も会社から与えられた仕事のみをこなすだけでなく、『会社に対して何ができるのか?』という事を強く求められるようになりました。私は自己のエンプロイアビリティの向上もさることながら、将来的には会社に寄りかかることなく自分の仕事を切り開く力を手に入れるために中小企業診断士になることを志しました。

平成17年に初めて一次試験を受験し合格することができましたが、勉強内容が一次試験用通信講座と我流の独学であったため、同年の二次試験はあえなく敗退となりました。

『もう一度二次試験の受験資格はある。来年は納得のいく戦いができるように準備しよう。』と考え、少人数クラス編成が特徴で、体験講座で大変親切なご指導を頂いた MMC の門をたたきました。

【自分の知識のなさを痛感 】

MMC での答練が始まって、いかに自分に力が備わっていないかを身をもって知ることとなりました。独学中心であったため基礎知識はボロボロ、解答の書き方も分からず、正に『ないないづくし』のスタートでした。さぞ MMC の先生方にはご苦労をお掛けしたと思います。答練では半分以上が空白というような結果が何度か続きました。

しかし、毎回講義開始時に行われる基礎知識の確認テストで自分に不足している知識の確認と補充ができたことや、 MC サークルによる体系の理解で徐々に設問が何を求めているかを掴むことができるようになっていったことで、空白も少なくなっていきました。少人数クラス編成で講師との距離が近く、質問されると逃げ場がないプレッシャーも、勉強意欲を奮い立たせてくれました。

講義中はいつも頭はフル回転状態、講義終了後は心地よい(?)頭痛を抱えて家路につく日々でした。

【2次試験勉強で特に留意した点 】

模試や答練の問題で、特に自分が得点できなかった問題について、『なぜ得点できなかったのか』の原因を明らかにしていくことに留意しました。得点できないパターンはいくつかに分類できると思います。題意の取り違え、与件・設問の読み落とし、基礎的な知識不足、 etc ・・・  明らかになった原因に対してその都度、自分の知識や問題への取組み方法を修正していくよう心がけました。

MMC では再答案の添削を何度でも行って頂けます。私自身再答案の提出頻度は高くありませんでしたが、特に出来の悪かった問題については必ず原因究明を行ない、提出しないまでも再度解答をまとめる作業は行っておりました。

『同じ過ちを2度犯さない』努力をすることで、同パターンの出題への対応力が向上します。

模範解答は解答ノウハウの宝庫】

受験生の方々の中で、『キーワード不足』に悩んでおられる方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。私もそうでしたが、非常に役に立ったのが MMC の答練や過去問題の模範解答でした。

模範解答には構文の金型・キーワード・設問への忠実な対応等、すべての要素が含まれています。解答文の構成をどう組み立てるのか、言いたいことを的確にコンパクトにどうまとめるのか、設問に対しどう対応するのか、といったことを良い意味で模倣できるものです。

私はどこへ出かけるにも過去問題と模範解答は持ち歩いておりました。仕事でも昼食時にはじっくり読み込み、少しの時間が空けば模範解答を自筆で書き写す作業を行っていました。自分で書くことで、読み落としていた模範解答の背景骨子をより強く理解することができます。自分の解答スタイルを安定させるのに非常に有効であったと思います。

正に模範解答は、『解答ノウハウの宝庫』だと思うのです。

【MMC を信頼し学習を継続する】

私は MMC 以外の受験機関で勉強したことはありません。良くも悪くも MMC でご教授頂いたものしか持ち合わせていません。しかし、その他の新たなノウハウを積極的に取り入れるつもりはありませんでした。一貫して MMC でのやり方を押し通すことで、自分のスタイルが早期に確立できると考えたからです。

もちろん自分自身、他の受験生とのレベル差に不安を感じ、むやみに勉強領域を広げたくなる衝動に駆られることもありました。しかし、2次試験で出題される問題範囲はそんなに広くないことが次第に分かってきました。まれにまるっきりの知識問題が出題されるケースもありますが、出題全体に占めるウエイトは極めて限定的なものです。 MMC のテキストには2次試験に必要な範囲が、的確かつコンパクトにまとめられています。

『MMCの教えを信頼し学習を継続』したことが、突破口を見出すことに繋がったように思います。

2次試験当日、会場の明大リバティタワー前で中居先生から、『あまり気負わずに今まで勉強してきたことを解答用紙にそっと置いてくるくらいに考えればいいんですよ。』と、やさしくアドバイスを頂きました。そのアドバイス通り MMC で学んだことを、いつもの通り解答用紙に書きあらわすことに専念しました。

それまで行ってきた反復練習の結果でしょうか、試験本番では大きなパニックに陥るようなこともなく、試験に対応することができました。

2次筆記試験合格発表 】

筆記試験当日はそこそこ対応することができたように感じておりましたが、後日、再現答案を作成していた際に、事例Wで大きな凡ミスをしている事に気づきました。ミスしている部分の配点は35点。この大部分を失っていたのです。

合格ライン1点に何十人もが並ぶと言われる2次筆記試験で、35点は取り返しのつかない失点であることを覚悟しました。後悔の念ばかりが心をよぎり、その後合格発表まで試験問題を開くことは一切ありませんでした。

筆記試験発表当日、万に一つの願いをこめて Web サイトを開きました。そこに自分の受験番号を発見したときの信じられない想いは、一生忘れることはないでしょう。お世話になった MMC の先生方や、今まで自分をサポートしてくれた家族への感謝の念でいっぱいでした。

大きなミスを犯しながらも私が合格の幸運を手にできたのは、最後まで MMC を信頼し軸がブレなかったこと、が大きかったのではないかと思います。

ちなみに再現答案作成後、一度も問題を開くことがなかった私は、口述試験対策は全く行っておらず非常にあせりました。 MMC の口述対策講座に参加させてもらいましたが、他の受講生はきっちりと口述対策を行っている人もいらっしゃいました。口述試験は落とすための試験ではないと言われますが、私のようにあたふたすることがないよう、対策を施しているのが賢明ですね。

さいごに】

私は本格的に診断士の勉強を始めてから2年で、幸運にも合格を手にすることができました。しかし、幸運の女神はいつでも受験生にやさしいとは限りません。平成18年度も涙をのんだ受験生が多く存在するのも事実です。その中には私と同等、いやむしろ私よりも力のある受験生が数多くいることを私は知っています。行った努力がその年に必ず報われるとは限らないのが2次試験の特性なのかも知れません。

しかし今年涙をのんだ受験生の努力を、必ず神様は見ていると思います。早朝から起床して勉強時間を確保する受験生、全ての休日や自分の時間を犠牲にして勉強時間に充てる受験生、色々な努力は必ずいつの日か報われることでしょう。

 『継続は力なり』なのです。

また今年、受験生の熱い一年が始まります。 MMC で研鑚を重ねる全ての受験生の方々に、今年末『良き知らせ』が届くことを心より祈念しております。 そして、これから中小企業診断士を志される方々にも、ぜひとも MMC の高いレベルの中で夢へのスタートを切って頂きたいと思います。 なにせ、『知識もノウハウもないないづくし』の私を、今年一年で合格へ導いた受験機関ですから、選んで間違いはないですよ!!

以 上

● 前田 拓也さん

【試験当日(トラブル)】
 「残り10分しかない!!」
事例U・第五問の回答を書き始めた私の右手は、残り時間を確認した瞬間、焦りからか急に痙攣を起こし、一文字も書けなくなりました。何とかペンを動かそうと しま すが、文字が崩れてとても読めたものではありません。 「どうしよう、どうしよう、このまま空白で終わるかも・・」 あせればあせるほど、痙攣が増し、文字が書けなくなくなります。  「今年もだめだかもしれない・・・」っと、あきらめかけた時、「いや、絶対あ きらめない !!」「俺が合格しなくて誰が合格するんだ!」という「意思」と「自信」が私を 踏み止 まらせてくれました。  「絶対何となかる!合格するんだ!」 何度も何度も、暗示をかけ、1分ほど、目をつぶり気持ちを落ち着かせました。目を
開け て、周囲を見渡すと、周りの受験生も必死でペンを走らせています。 「周りのも必死だ。まだ自分の方が、余裕がある」 そう思うとようやく左手で右手を押さえながら1文字1文字ずつ書き始めることがで きまし た。何とか全部書ききって残り3分。しかし、やはり文字は読める状態ではありませ ん。  「まだ大丈夫、間に合う!」 そこから、1文字1文字ずつ、読めない字を書き直し、何とか時間内に手直しをする
ことが できました。 「何とか書ききった・・・」 今思えば、この10分間の攻防を乗り切ったことが私が合格できた大きなポイント だった と思います。

 試験当日はどんなに準備をしても予想もつなかい、困難やトラブルに見舞われま す。
必要なのは、それを乗り越えることができる「意思」と「自信」かと思います。そ して、 その「意思」と「自信」は、誰よりも必死に勉強してきたという「努力」と「経 験」にから、 作り上げられるものであり、それをMMCで一年間学んできたんだ、と今になってよう やく 分かった気がします。

【MMCの活用方法(2次試験対策の学習方法)】
私の場合、MMCの予習復習以外は「過去問の勉強」を除いて一切しませんでしたの で、MMCの利用方法がそのまま2次試験の対策の学習方法になります。そこで、私のMMC の利用方法についてお話しようと思います。

1、塾選び
「自分が1年間心中できる塾を選ぼう!」これが私の塾選びの方針でした。私に
は、色々 な情報が入ってくると、整理できず、混乱する性格があります。そこで、この塾
(先生)の いわれる事、やる事をずっと信じてやっていれば、合格できると確信できる塾を探
すことに しました。そこで出会ったのがMMCです。ここからMMC中心の生活が始まりました。

2、予習
予習では、毎回授業で行われる小テストと答練でいい成績を残すため、MMCの教科書と
依然通っていた予備校の1次試験のテキストを自分でサブノートにまとめ、チェック ペンを引き、キーワードやフレーズ・言い回しを毎回覚えて、授業に望みました。一見知識 の積み重ねは2次試験にはあまり関係ないように思われますが、この知識の積み重ねが、答案を書 く際のキーワードとなりますし、何よりも試験に臨む際の自信につながりました。

3、授業
小テストや答練は今の自分の実力を発揮する場です。先生には今の自分の本当の実 力を添削していただき、アドバイスを頂きたいので、毎回、手を抜くことなく、必死に回答しました。
「時間が足りずあせったり」、「あまりにも難しくて手がでなかったり」、「ケアレスミスをして後悔したり」、ここでの経験の積み重ねが、前にお話した「意思」や「自信」の構築につながったと思います。授業の解説やその日の授業直後にいただける、添削して下さった先生方からのアドバイスも非常に参考になりました。一言も漏らすまいと注意してメモをとり、必要なことは自分のサブノートに追加し、覚えたりしました。 今思うと毎回、授業が終わったあとは、できなかった自分への反省と力を出し切ったあとの脱力感で、ふらふらでした(笑)。

4、復習
 授業の復習は答練の再答案の作成が中心でした。先生のアドバイスや、覚えた知識を固定
するためにはやはり、再度答案を書く必要があります。賛否両論がありますが、私はほぼ毎回、頂いた添削答案を元に再答案を作成し、合格点をいただくまで書き直し続けました。合格点をいただくまで再答案を書くことは、かなりの時間と労力がいる作業ですが、これを繰り返すことで、自分の実力がついたと思います。

5、模擬試験
 先生方が、模擬試験の答案も丁寧に何度も添削していただけるため、私の場合、ひとつの模擬試験の答案が戻ってくると1ヶ月〜1ヶ月半、合格点が取れるまで、再答案繰り返して行いました。 当然、他校の模擬試験を受ける時間的な余裕はなく、模擬試験はMMCで行われる4回
を受けただけでした(4回受ければ十分かもしれませんが・・)

6、過去問の勉強方法
 上記以外の学習として私が取り組んだのは「過去問の分析と答案作成」だけでした。MMCでは、先生が丁寧に過去問の添削もしてくださいましたので、H13年からH17年までの5年間の過去問を時間があるときには、添削していただき、合格点をいただけるまで、繰り返し繰り
返し行いました。これも自分の大きな力になりました。

【最後に】
今振り返ると、1年を通して、MMCの先生方とずっと答案を繰り返し繰り返し作成してきました。これが私の勉強だったかと思います。答案を作成する中で先生方がいつもおっしゃるの
は、@設問対応 A与件からの因果関係 B切り口 Cキーワード D目的 この5点だけでした。たった5点をだけでしたが、それを達成するために、一生懸命答案を作成し続けたのが、試験へ望む際の「意思」と「自信」につながったのではないでしょうか。

 最後になりますが、合格まで私を導いてくださった先生方、少人数制のクラスの中で、勉強しやすい、いい環境と刺激を下さったクラスメイトの皆様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。


● 黒崎 裕介さん

はじめに】

私が初めて中小企業診断士の資格を知ったのは、職場の先輩が勉強していると聞いたときでした。当時、私の職場は自己啓発ブームで、私も触発されて簿記2級を取得し、次なる挑戦をしようと思っていたところでした。そんな時、中小企業診断士の存在を知り、私の実家がまさに中小企業でもあることから、この資格に関心を持ちました。

 

1次試験合格で燃え尽きる 】

大手受験校のカリキュラムに基づき勉強を開始しましたが、自身の結婚式を春に控えており、結婚式の段取り等に時間を奪われ充分な勉強時間を確保することが出来ませんでした。その為、本腰を入れて勉強し始めたのは無事結婚式を終えた5月以降だったので、1次試験に合格することを至上命題として勉強しました。おかげさまで無事1次試験には合格することができましたが、その時点で完全に燃え尽きていました。

ようやく2次試験の 1ヶ月前になって勉強を再開し、有志の勉強会にも参加して、ただがむしゃらに事例を解きまくりました。そして試験当日を迎えましたが、当然のことながら満足に書くこともできず、多くの空欄を残したまま終了してしまいました。自分の中で確固たる解法スタイルが全く確立できていませんでした。試験終了時点で「絶対落ちたな・・・」と分かる散々たる結果でした。

 

【MMCとの出会い 】

 「このままでは来年も受からない」と思って悩んでいたとき、インターネットでたまたま見つけたのがMMCでした。少人数での講義と、懇切丁寧な添削指導という特長に興味を持ち、講座説明会に足を運びました。そのとき実施した体験テストの指導がとても分かりやすく、MMCにお世話になることを決意しました。

 しかし、5月以降仕事が忙しくなり勉強に費やす時間が減ってくると、他の受講生が着実に力をつけているなか、一向に力がつかない自分に焦りと諦めを感じた時もありました。

 そんな私を見捨てることなく、熱心に指導していただいた講師陣には大変感謝しています。時には講座時間内に終わらず、喫茶店へ場所を移して指導していただいたこともありました。また、2次試験前日にも激励の電話を頂戴し、本当に勇気付けられました。

 

私の2次試験対策 】

私の場合、前述のとおり他の受講生に比べて出遅れ感が否めませんでしたので、試験1ヶ月前に「集中と選択」をスローガンに取り組む腹を決めました。それは、「因果関係」「切り口」「題意把握」に絞った答案作りでした。本来は「キーワード」も充実させるべきなのですが、私にはそこまでの余裕がありませんでした。あとは、素直に、簡潔に、金型に沿って書くことを意識して本番に臨みました。そうそう、試験当日は1本云千円の栄養ドリンクも2本買っていきました。

 

最後に】

 私が中小企業診断士試験に合格できたのも、MMC講師陣の豊富なノウハウと熱意ある指導、切磋琢磨できる受講生仲間の存在、職場の皆さまの理解、そしてなにより妻の理解があったからだと思います。本当にありがとうございました。今後は、何かしらの形で皆さまの役に立てれば幸いと思っています。


● 馬場 廣一さん

1.受験のきっかけ
 「多くの企業は優れた人材、技術、ノウハウを有しているのに活かしきれていない。フルに活用できれば経営者、従業員とその家族、そして社会を幸せにできるかもしれない」そのような思いで勤務先の中小企業を退職し次の道を模索していたときこの資格に出会い、受験を志しました。

2.1次試験の学習
 大手受験支援校の通信講座で学習しました。「テキストを読む→過去問・問題集を解く→復習する」このサイクルを繰り返し、暗記カードなりサブノートなりを自分なりにまとめる。図表化するなど自分に合わせて「カスタマイズすること」が効果的でした。1回目の受験で合格。

3.2次試験の学習
 1年目は不合格。2年目にMMCの通信講座を受講して合格できました。MMCを選んだのは12月の無料講座説明会に参加し先生方に直接お会いし説明をうけ、個別学習相談で質疑を行い、その品質と方針に確かな手ごたえを感じたからです。 学習のスタイルは、
@知識の補充  

 テキストを読み各論点を簡単にノートにまとめました。

また試験直前に確認できるメモを作りました。
A学習のペース 

 事例を時間を計って解き、復習するのに3日間のペースで行いました。
自分に合ったペースで行うことが大切だと思います。
B再答案制度  

 数回この制度を利用しました。提出せずに解きなおしだけした事例もあ ります。提出することで、こう書いたら点数が伸びるのでは?そんな仮 説を検証できます。

4.合格の喜び
 筆記合格発表、口述試験終了後には終わったという実感や、涙がこぼれるといったことはありませんでしたが、2次合格発表の後は肩の力がスゥーっとぬけるような感覚を覚えました。
 合格の報告を前田先生にしたところ、「本当に大変なのは合格後だからね」というお言葉をいただきました。これからも努力を怠ることなく立派な診断士になれるよう頑張りたいと思います。指導して下さったMMCの先生方、どうもありがとうございました。


● 大橋 英子さん

「中小企業診断士試験に合格するには、コンピテンシーレベル 3状態で大丈夫です。国家試験であるため、最高レベルの5状態まで持っていく必要がありません」。これは、某受験機関のS先生から、講義中に何度か聞いた言葉です。その言葉が、継続学習に向けて、ゆるぎのないお守りになりました。つまり、国公立大学や難関私立大学の出身者ではない私でも、学習を継続し時間をかけることで、何とかなるのではないか、と強く信じ込み、頑張るための原動力となったのです。

■ 中小企業診断士試験を受験した動機

私の職業は、社会保険労務士です。規模は極めて小さいが、中小企業における社会保険・労働保険の手続き代行、就業規則の立案・作成、助成金の手続き代行等を主な業務としています。 開業して 5年ぐらいまでは、法律や手続きの方法等、覚えることばかりの毎日を過ごしてきました。そのなかで、社会保険労務士の行う業務は、事業主にとりあまり重要視されないものであることがわかってきました。(あくまでも私見ですので)某集会で、当時ブームであった助成金の説明をしたときに、参加していた事業主から、「うちも顧問社労士を使っているが、社労士の仕事って、助成金の申請・手続き代行以外は何の役にも立たないね。仕方がないから、顧問料を払っているのだが」と言われる場面がありました。また、異なる某集会で、助成金の説明をしたとき、数人の事業主から、「労働者を雇用しないでもらえる助成金はないのか。設備投資のみでもらえる助成金なら活用したいのだが、人を雇うといろいろと面倒なことがあるので、ね(基本的に厚生労働省の扱う助成金は、労働者雇用が受給要件になっている)」。仕事を覚えることだけに夢中になっている私には、意外な発言であした。その後、いくつかの実務経験と社労士仲間からの助言等で、次のことを実感しました。「中小企業における業務の中で、社会保険労務士が係わることのできる業務が極めて限定的であるのでは、これでは中小企業事業主からは必要とされないのではないか」。

では、このことを解消するにはどうすればよいか。業務の領域を拡大するのが有効ではないか。それなら、中小企業の経営全般に関与することのできる中小企業診断士の資格を取ろう!これが、中小企業診断士試験を受験した最大の動機でした。

■ 1次・2次試験対策の学習方法

社会保険労務士試験に私が合格したのは、 26歳のときです。大学卒業後に就職した会社を退職し、4ヶ月間ほど、終日必死に勉強しました。若い頭なので、記憶力はまだありました。また、独身だったので家事をする必要がなく、試験勉強だけに集中できました。しかし、中小企業診断士試験の学習を始めようとしていた平成14年時点での私の年齢は「39歳」。記憶力も低下している上、社会保険労務士業や主婦としての家事もしなくてはなりません。幸い、子供も無く、義父母の世話もする必要の無い気楽な夫婦二人暮しです。「学習をやり始めたら、なんとかなる!」と勝手に思い、試験勉強の開始を決意しました。年齢を重ねたため仕方のないことと覚悟し、記憶力の低下に対しては、より多くの学習時間を当てることで対応することにした。そうすると、「より多くの学習時間」をつくることが必須の課題になってきます。私は次の二つのことを実行することで、その課題を克服することにしました。

一つは、社会保険労務士業について顧問先の拡大をせず、現状維持か縮小を図ること、もう一つは、家事の時間短縮を図ることです。

この二つを図ることで、より多くの学習時間を手に入れることができました。まさに、「中小企業診断士試験合格のためだけの生活」を 5年間、続けてきたのです。余談ですが、家事の時間短縮は家事があまり得意ではない私にとって、すこぶる嬉しい企てでした。洗濯については、ドラム式洗濯機を購入し、表に干しに行く作業をなくしました。食事の支度は、夫を巻き込んで共同ですることに変えていきました(これが一番難しかったが)。食洗機もフル活用しました。生産工程の自動化の重要性とはこういうことだったのかと納得しました。

社会保険労務士試験より、はるかに学習量が必要であろう中小企業診断士試験に挑戦するためには、夫にも迷惑をかけるしかないと覚悟を決めました。それゆえ、夫の協力なしには合格は無理であったかも、と正直なところ今は思っています。

学習には次の受験機関を活用した。

平成 14年1次・2次用 T社大阪校に通学

平成 15年から平成18年1次・2次用 N社大阪校に通学

平成 16年から平成18年主に2次用 MMCの通信講座を受講

N社では、オプションとして東京校で、 1次合宿・2次合宿が開催されます。日程・費用が許す限り、参加しました。2日間のセミナーで何が学べるかと疑問を持つ方もおられるでしょう。成績順に座らされるシステムであったため、普段では養えない、凝縮された集中力を養える機会を持つことができました。また、自分の現在の位置を、ダイレクトに感じ取ることもできました。さらに、その時にはわかりませんでしたが、後になってその成果を実感できる場面もありました。末席に座らされる恐怖に打ち勝って、いろんなセミナーに参加してきたことが合格につながったのかもしれないと思います。成績順位において真ん中あたりに座っているライバルにはあまり興味はありませんが、末席に座らされているライバルには自然と興味がわくものでした。

学習方法についてまとめると、 1次・2次試験の両方とも、効率的な学習方法を選択せず、普通に学習してきました。受験結果は以下のとおりです。

平成 14年1次試験合格 2次試験不合格

平成 15年1次試験受験せず 2次試験不合格

平成 16年1次試験合格 2次試験不合格

平成 17年1次試験合格 2次試験不合格

平成 18年1次試験合格 2次試験合格!

平成 16年以降、毎回、1次試験の勉強を併用してきたことは良かったと考えています。私の姿を近くで見ている夫から、よく、「なぜ、2次試験の受験資格があるのに、毎年、1次試験の勉強する必要があるのか。時間と費用のムダだ」と忠告されました。これに従わず自分流を貫いたのは、正解だったと思っています。2次筆記試験のときに活用するパーツが、1次試験の勉強には豊富に含まれており、このパーツを自由自在に活用できるようにならなければ、2次筆記試験の合格は考えられないから、と思ったからです。

2次試験合格のために特に留意した点】

2次筆記試験を4回目に落ちた時、今までの学習方法ではまた来年も合格できない、何か一つでも違う学習をすべきと実感しました。以前から詳しく学習したいと考えていた「ピラミッドストラクチャー」なるものを学ぶため、Gマネジメントスクール大阪校の「クリティカルシンキングコース」も受講しました。詳しい受講内容については省略しますが、3ヶ月間の受講が終了した後、苦しくてもう二度とGマネジメントスクールには行かないと思ったほどです。私の人生の中で、もっとも、考え、書いて、書いて、書きまくり状態にさせられた3ヶ月間でした。

この受講の成果は、 2次筆記試験の間際になってから出始めてきたように思います。初めて、某大手受験校の模擬試験で、上位50位以内に入れるような偉業?を成し遂げたのです。過去の成績は、何百位がほとんどで、いつも惨憺たる成績をとるのが通常でした。

ММCの利用方法】

2次試験用の通信添削で、3年間ほど利用させて頂きました。

良かったと感じていることは、添削において先生方の指摘が的確であったこと、また、多くの視点で物事を考えるように繰り返し指導して下さったことです。特に、財務事例においてはポカミスが多く、毎回指摘されて気持ちを引き締めたのを覚えています。最後の年に利用した「無料添削サービス(期限を設けずに、同じ問題を何度でも添削して頂けるサービス)」は、心強く感じました。添削してもらえることがわかっていたため、 10月に入ってからも、本試験間際まで、できる限り答案作成に取り組みました。

合格の喜び】

5年間の学習中に、夫によく、「他の受験生は、毎日、フルに働いた上で学習している。あなたは、好きな時間に好きなだけ学習できる環境を作ってもらっておいて、なぜ、合格することができないのか。いくら勉強しても通らないなら、もう、やめたらどうだ!」と冗談まじりに言われ、その度にストレスが溜まりました。その状態から解放されたことに対しては、「合格の喜び」は感じられるし、「長い、長いトンネルから抜け出た状態の現在」に対しても喜びは感じられます。しかし、なぜ、題意の外れた解答と表現力に乏しい文章満載の答案で2次筆記試験に合格できたのかは、いまだにわからないところもあります。

最後に】

2次筆記試験の合格者番号を診断協会のホームページで見つけたとき、合格の実感は湧きませんでした。また、この1年間ずっと次のように思ってきました。たとえ5回目の挑戦で合格したとしても、2〜3回目で合格できない自分は、他人より能力が低いので、合格を素直に喜ぶべきではない、時間も費用もうーんと掛けているのだから合格して当たり前ということを忘れてはいけない、と。

しかし、カーオーディオから流れる CHEMISTRYの「約束の場所」の歌詞「♪〜どれだけ時間がかかっても 夢を叶えるその時まで あくびもせかす事もせず 未来は待ってくれていた 夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない〜♪」を聞いたとき、費やしてきた5年間は、まあ、それなりに良かった、合格できてほっとしたと素直に喜ぶことができました(単純です)。あきらめずに続けてきて本当に良かったと思います。「継続は力なり」という、使い古されたフレーズが、身に沁みる昨今です。 


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